Radical Times in Hawaii
太平洋に浮かぶ小さな島々のハワイ。サーファーにとってその島々は、実際の大きさ以上に多くの意味を持っています。トロピカル・ドリンクの数々、ビッグウェイブスポットのワイメアからビーチリゾート・ホノルル、パイプラインのウォールから立ち並ぶ高層ビル…多様な側面を持ち、サーファー以外の多くの人々も魅了する場所、それがハワイなのです。

このウィンターシーズン、Quiksilverのティームライダー達はそんなハワイをさまざまな角度から攻略しました。日の出前から海にパドルアウト、時にはサンセット後でもサーフ。ターンをし、エアーをメイクし、バレルもゲット。10フィートのコンクリートウォールから20フィートのビッグウェイブまで全てを乗りこなし、まさに”RADICAL TIMES(最高な時間)”を過ごしたのです。今回はそんなライダー達のフッテージをエディット。ムービー、写真をチェックして旅の計画をしましょう。次はあなたがハワイに行く番です。
This Wave
スペシャルな波がブレイクするハワイ。たった1本の波がその名を世界に轟かせることも、キャリアを脅かすことことも、謙虚な気持ちにさせることも、これでもかと痛めつけることも、一生忘れられない思い出になることもあります。QUIKSILVERライダー達が経験した、そんなハワイの波の数々を紹介しましょう。彼らが語るストリーには経験した者のみが感じるナマの言葉と個性に溢れています。
Jeremy Flores
”超レイトテイクオフでヤバいと思った。もっと深くにポジショニングして、インサイドに向け真っ直ぐに行くべきだったよ。あまり良くないと思ったんだ、バレルライドがしたかったから。でも、できるだけ深くボトムターンをするように心がけた。そうすればマニューバーを入れられるセクションが出てくると思ったからね。トップでカーヴィングした時、背後にバレルから出てくるスピッツを感じたよ。まるで、この波からピシャって平手打ちを喰らったみたいだった 笑”
Koa Rothman
“この波がいい波かどうか分からなかった。波待ちしてたポジションもちょっと違っていたし、まさかこれが来るとは思わなかったよ、日も沈みかけようとしてたし、暗くなる寸前だったんだ。とりあえずテイクオフしてボトムに降りた、そこで初めてデカいバレルだって分かったたんだ”
Zeke Lau
“このセッションではずっとバレルを狙ってたんだ。そしたらふいに風がピタリと止まって、こんな面ツルで綺麗な波が来た。これはビッグなターンを描かかなくっちゃって思ったんだ。”
Kael Walsh
“この時はターンに向いた波じゃなくて、コンテストも行われれていたから多くの選手がウォームアップしていたんです。そんな状況で実はちょっとイライラしていて…。エアができるセクションを探していたら、エアにバッチリなランプを持ったこの波が来たんです”
Ramzi Boukhiam
“メチャクチャFUNそうなレフトの波が割れていたから、それを狙ってたんだ。でも、来たのはこのライトの波。パーフェクトな壁波だったから、できるだけタテに当て込んだよ。レフトでは味わえない最高の波だったよ”
Cody Young
“この波は尊敬するローカル達が”GO”って言って譲ってくれたんだ。いろんな理由でこの波には行きたくなかった、ちょっと焦っていたし。最初はポジションが少し深すぎたと思ったんだけど、とりあえず行ってみた。でも結果それが良くて、こんなバレルをゲットできたんだ”
Jesse Mendes
”この時のセッションではエアーするのに適したランプセクションがたくさんあった。大事な試合の前だから敢えてエアーは避けていたんだけど、この波が来たら、ガマンできなかったよ!”
Mikey February
“いいセクションがあれば、できるだけこんなターンをしようとしているんだ。これにはスピードとウォールが必要で、あとはレールを入れればいい。この波はまさにそれをするにはパーフェクト、最高の感触だったよ。”
Noe Mar McGonagle
“この時はパイプのセカンドリーフから波が割れていたコンディション。でも波のサイズにあった長さのボードじゃなかったから、アウトにだ出ずインサイドでこんな波を待っていたんだ。そうしたら、こんなパーフェクトな波をゲットできたんだよ”
Zeke lau
“この波は友達とオフ・ザ・ウォールでサーフしていた時だね。実はこの次の波でリーシュコードを切ってしまって。ビーチに戻ってまたパドルアウトしたよ。波が良かったからね”
Leo Fioravanti
”この年のコンディションがあまり良くなかったんだけど、できるだけいい波をメイクしようとしていた。スーパー朝一にパドルアウトしたけど、波は良かったり、そうでも無かったり… そうしたら風もオフショアに振れて、日も昇ってきた頃にこの波が来た。デカいバレルじゃなかったけど、綺麗な波だったんだ”
Connor O’Leary
”この時のセッションで捉えた最初の波。この日の午後のロッキー・ポイントは炸裂してた。このセクションでエアーをしようと思ってなかったんだけど、本能的に飛んじゃった。ロッキーのレフトは凄くシャローだから、絶対ボードがリーフにぶつかると思ったよ。でも、どうゆう訳だかソフトにランディングできて、無事だったからホッとしたよ 笑”
Kanoa Igarashi
“この時は午後ずっとサーフィンしていたから、最後の一本にしようと決めていた。ビーチに戻ったら、ちょうど日が沈みかけようとしていて、光がとても綺麗だったから、戻ってもう一本だけ乗ろうと思ったんだ。そして来たのがこの波。パーフェクトなランプがあって綺麗な波だった。戻って良かったよ”
Matt Banting
“この波はエアーに最適なセクションを持っていたんだ。風もストレートに吹いていて、バッチリだったし、まさにエアー合戦。みんな飛んでたよ。そんな中でこの波をゲットできて超ストークしたね”
Wiggolly Dantas
“最初見た時にこの波はバレルになると思ったんだけど、乗ってると、代わりにどデカいエアーができると思ったんだ。この波のように切り立ってて、大きなセクションを持ってる波はが大好物なんだ”
Connor O’Leary
“試合会場から少し離れた場所でサーフするのが、試合の時リラックスできる方法かな。それがこんな波だったら尚更だね!”
Ramzi Boukhiam
“この時のロッキー・ポイントは、大きなセクションがいくつもあって、最高だったよ。僕は決してエアーが得意な訳ではないからちょっと怖かったけど…。もう行くしかなかったよ。今回のトリップで一番お気に入りの写真なんだ。”
Koa Rothman
“この時乗っていたのは5’9”のボード。この波のボトムに降りてから思ったんだけど、もう少し大きなボードをチョイスした方が良かったね。”