これが僕にとっての「SURF THE MOUNTAIN」Vol.2 谷口貴裕 Takahiro Taniguchi

2021年12月24日


1969年にオーストラリアの2人のサーファーによってボードショーツ(サーフィン用のショートパンツ)カンパニーとして産声を上げたQUIKSILVER。

 

その後、その斬新なデザインやスタイルは瞬く間に世界中のサーファーへと広がりました。そして、90年代になると同じヨコノリであるスノーボード業界に参入。ネオンカラーや原色を取り入れたウェアは、当時のセンシティブなスノーボーダーたちから注目を集めました。

 

それから35年が経過した現在、QUIKSILVERは、トラビス・ライスやマシュー・クレペル、オースティン・スウィーティンらをはじめとする世界のトップライダーがチームに在籍し、スノーウェアのリーディングブランドとしての地位を確固たるものとしています。また、高いパフォーマンス性とファッション性を持ち合わせたスノーウェアは、数多くのスノーボーダーから支持され続けています。

 

そんなQUIKSILVERが掲げる今シーズンのコンセプトは、「SURF THE MOUNTAIN」。
まさにサーフィンをルーツに持つブランドならではの原点回帰とも言えるコンセプトであり、同時にフリーライドに注目が集まる現在のシーンの潮流にもピッタリなコンセプトでもあります。

 

そこでQUIKSILVERジャパンチームに所属する4人の日本人ライダー(今井郁海、谷口貴裕、神宮寺 海人、石川敦士)に、「それぞれの "SURF THE MOUNTAIN"」というテーマで話を聞くことにしました。
このコンテンツは全4回の連載でお届けします。

 

Photo: Taro Koeji

 

これが僕にとっての「SURF THE MOUNTAIN」Vol.2 谷口貴裕 Takahiro Taniguchi

 

 

一期一会のコンディションに合わせて自分らしく滑る

 

「サーフィンはあまりやってないから偉そうなことは言えないけど、波のフェイスに向かっていくときの感覚って、どこかパウダーを滑るときの斜面に似てるのかなと思うんです。同じくらいの高さの波でもフェイスって全然違うし、スノーボードも雪の降り方や風の吹き方によって雪の付き方が大きく変わるから、それらを理解してないと気持ちよく滑れないので。そもそもサーフィンもスノーボードも自然のなかで遊ぶヨコノリじゃないですか。だから、一期一会のコンディションっていうか、そこは似ていると思うんです。スノーボードだったら目の前に現れる斜面や地形、サーフィンなら刻一刻と変化する波のフェイス、それらに合わせながらいかに自分らしい滑りに繋げていくか。それが難しくもあり楽しいところでもあると思うんですよね。QUIKSILVERのチームライダーと撮影で訪れた鳥海山は自分にとって初めてでしたが、スーパーロングランができるところあるし、春先だったから地形が出てて、飛んだり当て込んだり、場所を選べば何でもできて面白かったですね。」

 

 

(プロフィール)

谷口 貴裕 Takahiro Taniguchii

1988年5月3日生まれ、北海道名寄市出身旭川在住。2014年にはAIRMIXで優勝を果たすなど、豪快なジャンプと洗練されたスタイルが魅力のライダー。現在はバックカントリーでのフィルミング活動に注力しており、北海道を拠点とするライダーたちの滑りを収めたUNDERLINEの作品にも出演している。

谷口 貴裕Instagramアカウント

 

今季QUIKSILVERのSNOWWEARをCHECK

今シーズンのクイックシルバー スノープロダクトは、「SURF THE MOUNTAIN」というコンセプトのもと、
ハイクオリティな素材のみを使用したトップアスリートのためのプロモデルであるHIGHLINE PROシリーズを始め、
90年代当時のアートとボードカルチャーが融合した象徴的なデザインをリバイバルした限定コレクションHIGH ALTITUDEなどを展開。
来たるウインターシーズンに向け、スノーライフに欠かせないアイテムをぜひお探しください。