これが僕にとっての「SURF THE MOUNTAIN」Vol.1 今井郁海 Ikumi Imai

2021年12月22日


1969年にオーストラリアの2人のサーファーによってボードショーツ(サーフィン用のショートパンツ)カンパニーとして産声を上げたQUIKSILVER。

 

その後、その斬新なデザインやスタイルは瞬く間に世界中のサーファーへと広がりました。そして、90年代になると同じヨコノリであるスノーボード業界に参入。ネオンカラーや原色を取り入れたウェアは、当時のセンシティブなスノーボーダーたちから注目を集めました。

 

それから35年が経過した現在、QUIKSILVERは、トラビス・ライスやマシュー・クレペル、オースティン・スウィーティンらをはじめとする世界のトップライダーがチームに在籍し、スノーウェアのリーディングブランドとしての地位を確固たるものとしています。また、高いパフォーマンス性とファッション性を持ち合わせたスノーウェアは、数多くのスノーボーダーから支持され続けています。

 

そんなQUIKSILVERが掲げる今シーズンのコンセプトは、「SURF THE MOUNTAIN」。
まさにサーフィンをルーツに持つブランドならではの原点回帰とも言えるコンセプトであり、同時にフリーライドに注目が集まる現在のシーンの潮流にもピッタリなコンセプトでもあります。

 

そこでQUIKSILVERジャパンチームに所属する4人の日本人ライダー(今井郁海、谷口貴裕、神宮寺 海人、石川敦士)に、「それぞれの "SURF THE MOUNTAIN"」というテーマで話を聞くことにしました。
このコンテンツは全4回の連載でお届けします。

 

Photo: Taro Koeji

 

これが僕にとっての「SURF THE MOUNTAIN」Vol.1 今井郁海 Ikumi Imai

 

 

■より自然との調和を感じられる

 

「僕はサーフィンもやりますけど、スノーボードともスケートボードとも乗り方は違うと思うんです。
というのも、僕、サーフィンとスケートボードはレギュラーなんですよ。だけど、スノーボードだけはグーフィで。
だから、リンクしてる動きが少ないっていうか(笑)。ただ、ボードに乗る気持ちの部分だったり、特にスノーボードとサーフィンに関しては自然との調和っていう部分では繋がってる部分があると感じてます。
僕がよく撮影をするバックカントリーというフィールドは、その日、その時間によってコンディションが異なるし、サーフィンって波ひとつひとつがまったく違うじゃないですか。
だから、そこに合わせて滑るっていうのは似ているのかなって。ただ、雪や波があるからこそ、こうやって遊べてるって考えると、やっぱり繋がってますよね。
どちらも僕にとってなくなると困る場所なんで。これからも楽しく続けていきたいですね」

 

 

(プロフィール)

今井郁海 Ikumi Imai

1996年9月3日生まれ、長野県出身在住。
高校生でナショナルチームに入り、パイプの世界大会を転戦するも怪我を機に競技活動にピリオドを打つ。
その後は美谷島 慎とともに訪れたニュージーランドで刺激を受け、バックカントリーをメインフィールドにする撮影活動をスタート。2019年、日本を代表する世界的スノーボーダーが新たに仕掛けた新プロジェクトINK MOVIEでは個人パートを獲得し、雑誌の表紙を飾るなど日本のスノーボードシーンに新たな風を吹き込むマウンテンフリースタイラー。

今井郁海Instagramアカウント

 

今季QUIKSILVERのSNOWWEARをCHECK

今シーズンのクイックシルバー スノープロダクトは、「SURF THE MOUNTAIN」というコンセプトのもと、
ハイクオリティな素材のみを使用したトップアスリートのためのプロモデルであるHIGHLINE PROシリーズを始め、
90年代当時のアートとボードカルチャーが融合した象徴的なデザインをリバイバルした限定コレクションHIGH ALTITUDEなどを展開。
来たるウインターシーズンに向け、スノーライフに欠かせないアイテムをぜひお探しください。