五十嵐カノア、CT第2戦サンセットで準優勝!

2024年2月22日


WSL CT第2戦 Hurley Pro Sunset Beach



PHOTO: WSL / Tony Heff


五十嵐カノアはクォーターファイナルでSeth Moniz(HAW)と対戦。序盤からビッグセットをキャッチしたカノアはエクセレントの8.00ptをスコア。バックアップも6.67ptとし、トータル14.67ptでセミファイナルへ駒を進めた。



PHOTO: WSL / Brent Bielmann


セミファイナルでは、Jordy Smith(RSA)と対戦。スタート直後にレイバックのワンターンで7.00ptをスコア。バックアップも6.60ptとしてヒートをリード。さらにラストウェイブで7.83ptをスコアし、追い上げるスミスを振り切り、サンセット2度目となるファイナル進出を決めた。



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ファイナルの相手は、旧友Jack Robinson(AUS)。ジャックが序盤から8.17ptをスコアしヒートをリード。カノアも7.33ptをスコアし追い上げるも、ダブル・バレルをメイクしたジャックはジャッジ2人が10ptをコールするパーフェクトに近い9.87ptを叩き出す。



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残り時間わずかという所でカノアがラストウェイブをつかみ7.83ptをスコアするも、ここでタイムアップ。2019年バリ以来の優勝とはならなかったが、見事に準優勝を決めランキングも6位にジャンプアップした。



PHOTO: WSL / Tony Heff


五十嵐カノア

「カリフォルニアで育った僕にとって、ハワイは飛行機一本で行ける、トレーニングをする場所だった。子どもの頃はノースショアの大きな波が怖かった。でも、何年もの間、できる限りここで多くの時間を費やすようにした。ツアーでトップサーファーになるには、ここでいい結果を残さないといけないと思っていた。今年のスタートには本当に満足しているし、この調子を維持していきたい。」



PHOTO: WSL / Brent Bielmann


ジャックも「カノアとファイナルを迎えられて最高だよ。僕らはずっと一緒に育ってきたし、ずっとこうしてきたからね。この歴史は素晴らしいし、これからもずっと続いていくだろう。」と語った。


ファイナル結果:

優勝:ジャック・ロビンソン(AUS)18.04

2位:五十嵐カノア(JPN)15.16