様々な文化が入り混じった場所
山のようにそびえる海岸線 VS 乾いた砂漠
有り余った贅沢 VS 物乞いする貧困層
サバンナの野生 VS 都会の野生
僕らはバンを借りて、南アフリカの上から下までロードトリップに出かけた。完璧なポイントを見つけてサーフィンし、丘を登り、ビルトンを食べながら‘この瞬間‘を生きた!
Images: ryan heywood
Film & Edit: Wade Carroll
are
Board
riders
僕らはボードライダーだ
僕らはぼんやりした景色の中を生きている
波がフラットな時は、次に何に乗るかを考える
刺激いっぱいの波の時は、車輪をフィンに差し替える
天気予報が青空で、パウダースノーがあるときは、山へとミッションを変えていく
心の震えはアゲハチョウや小型ロケットより熱くなり、スケーターはストリートだけのものではなくなった
そしてスノーボーダーは、次の冬が来るまでキャビンの中で冬眠などしていない
僕らはボードライダー、僕らはすべてを乗りこなす
全ての形に、どんなコンディションでも、日が暮れるまで
僕らはアーティスト、フォトグラファー、ミュージシャン、旅とパーティーを愛し、 ‘ゆっくり、気を付けて‘というアドバイスは聞き入れない
南アフリカ、一緒に行こう!
Town
膨大な歴史のるつぼ、多様な文化、母なる大地が最大に生かされた果てしない料理の数々、 僕ら‘母なる都市‘ケープタウンに降り立った
巨大な山々のタワーが、完璧に美しい円形演技場を都会の上に作り出している
僕らは都市の中心の長い道をゆっくりと走り、モダンなカフェでコービーを飲み、スタイリッシュなレストランや厳選された店で食事をした
ケープタウンが旅行者に一番人気のスポットというだけではなく、アフリカの中で一番の都市であることは間違いない
色々なものがごちゃごちゃに入り混じった町だ
Route
ガーデンルートは、僕らの休暇をさらにパーフェクトにしてくれる
僕らはバンに乗り込み、コンパスを北東にセットした
地図は、素晴らしい沿岸線を横にしながら僕らをケープタウンからポートエリザベスへと連れていき、僕らはこれまで見たこともないような驚くほどきれいな景色の中を通り抜けていった
道路の横に青々と茂った植物たちを見れば、なぜその名をつけられたのかを理解するのも簡単だ
僕らは沼、海、湖、熱地帯、森の中を通り抜け、たくさんの街に立ち寄って足を延ばし、
辺りを見て回った
特に僕らのお気に入りは、MOSSEL BAY、KNYSNA、OUDTSHOORN、GANSBAAI、PLETTNBERG BAYとJEFFERY`S BAYだ(あたりまえだけれど)
BAY
1964年、南アフリカの伝説のサーファーJohn GrendonとMuphy Bokhorstが初めて波に乗って以来、ジェフリーズベイは皆の夢の場所である 世界の中でも有数の、最も長く、完璧な右利きのブレイクポイントで、波は5つのセクションに分かれている
最も上は、速くて神聖なマグナチューブ(Magnatubes)とボーンヤード(Boneyards) そしてスーパーチューブ(Supertubes)だ
これはJ-BAYの中心地と言われ、たくさんの人が彼らの生涯一の波を待ちわびている
一度その波に出会えば、君はチューブへの道を見つけ、いずれ(もし長い波に乗れたら)ポイントへと導かれる
J-BAYでの完璧なサーフィンの見本を見るなら、グーグルで‘Tom Curren - J-BAY で検索してみるとよい
間違いなく素晴らしい
City
砂だらけで生々しく自信たっぷりに、ダーバンシティは文化とバイブであふれている
アールデコ調の建物がアフリカのビートに乗って踊っているかのように、岸辺に堂々と建っている
人口は35万人を超え、この一年中暖かい空気に包まれた人々は、パーティーの仕方をよく知っている
僕らはスケートをするコンクリートと、サーフィンする波と、ズールー人のバイブを見つけた
太陽のためにやってきたが、カメラの中にはたくさんの素晴らしい思い出が残った
ある日私たちは、ダーバンのハビエルの友達の家の裏庭のプールでスケートをするために遊びに行った
それは小さくて、スケートするにはとても難しそうに見えた
ハビエルはマスターしたい着地の技があったけれど、なかなかコツがつかめなかった
それは見ているのもつらくて、毎回トライするたびにコンクリートに強くぶつかっていた
彼が起き上がれるかもわからなかった
一時間くらいして、みんなビール片手に食事をして、誰も気にしなくなってきたけれど、ジャヴィは彼の世界の中にいて、気がそれる事はなかった
倒れてはまた倒れての繰り返し。。
更に一時間くらいして、みんな望みを失って、何人かは変える準備をしていた
その瞬間、彼は完璧に着地した!
彼は勝負に勝ったかのようだった
彼は自分に証明するためにもう一度トライして、また完璧にやってみせた
彼ほど献身的な人を見るのはとても感動的な事だった
彼は彼の100%を注ぎ込み、決してあきらめる事はない
20年以上スケートを続けていて、今もこうしてチャレンジを続けるのは本当に素晴らしい!
サーファー、ミュージシャン Lee Ann Curren より
マットの姿はパソコンの画面中でしか見たことが無くて、彼がワールドツアーに出る時だった
J-BAYに来て涙ぐむ彼を見るのは、他の事とは別にとても特別な事だった
彼はちょうど一年前にここでけがをしたのだ
Bantingはサーフィンに関しては本当にプロフェッショナルだけれど、仕事と遊びの丁度いいバランスのとり方を完璧に知っている
波乗り以外のマットを知るのは本当におもしろい
彼はヒップポップが好きで、スケートを軽々と乗りこなし、間違いなく皆の二倍は食べていた 彼はいつもお腹がすいている!
マットは偉大で、彼とホームタウンで共に過ごせたのも最高だった!
サーファー Mikey Feburuaryより
Local
南アフリカでは、世界の中でも最も素晴らしい料理を堪能できる
肉の上に肉、そしてその上にまた肉、の状態を予想してほしい
世界の中で二番目にインド人が多く住む土地の為、素晴らしい味のミックスを楽しむことが出来る
それは感覚を追いかけること
ケープタウンの風が吹く坂を四輪駆動で駆け下りること
、
又はインド洋の果てしない水平線を見ながら、J-BAYで君の最初の波に思いを爆発させること
又は、すべてが詰まったこじ開けられた夜の為に、ダーバンの都会の鼓動に囲まれること
簡単よりも大胆を選ぶこと
‘HIGH‘を感じること
僕らは南アフリカでそれを感じた
生きるというスリルを
今大切なのは、その‘HIGH‘を保つこと
次の曲がり角に何があるかを見つけに行く理由にすること
人生のピークで凝り固まってしまうのではなく、次に向かって泳ぎだし、
知らないプールに飛び込んでみよう
そのスタイルが価値のある生き方だ
そしてそれが、ぼくらのライフスタイルのすべてだ