トラビス・ライスが自身のシグネチャーウェアについて語る。

2020年2月14日


言わずと知れた世界屈指のマウンテン・フリースタイラーであるトラビス・ライスが1月に来日。
このタイミングで今期QUIKSILVERからリリースされている彼のシグネチャーウェアについて、ジャパンライダーの今井郁海が質問し、
トラビス本人がそのコンセプトを話してくれました。

 

 

■山、海とのライフスタイルはこのブランドに共鳴するもの

 

-トラビスにとってQUIKSILVERのブランドはどんな存在ですか?

面白い質問だね。たくさんの答えがあるけれど、一番はファミリー的な存在であることだね。
約15年間に渡り、僕の代表的なムービーである「Thatʼs It, Thatʼs all」から始まり、多くのプロジェクトを共にこなし、様々な取り組みを一緒に奮闘してきた。
壮大な雪山の自然地形を経験でき追求できたことも、このブランドがあるからなんだ。もちろんウェアの開発もね。
全てを可能にしてくれる素晴らしい関係になれたことを幸せに思っている。水文学的な側面への取り組みを考えても、山、海とのライフスタイルはこのブランドに共鳴するものだと思っているよ。

 

 

■トラビスのシグネチャーウェア「TR STRETCH JK」のコンセプト。

 

 

 

■日本の若手には才能のあるライダーが多い

 

-去年の秋に僕も出演した日本の若手ライダーにフォーカスしたムービー「ink」がリリースされました。トラビスは日本のヤングガンライダーについてどう感じていますか?

若いライダーたちが北海道のバックカントリーやストリートを滑る作品はとてもクールだね。このinkムービーは素晴らしいプロジェクトだと思う。山の撮影はもちろん、ストリートはとてもタフな撮影だからね。
日本の若手には才能のあるライダーが多いと思うし、日本には素晴らしいパウダーや、様々な地形が魅力のリゾート、本当に良いパークなど何でも揃っている。
ヨーロッパや北米などでも活躍の場を統合できると良いね。1つの案として、一緒に自然地形で新しいスノーボーディングのムーブメントを起こせたらと思ってるんだ。
だから、これからも若手ライダーたちの刺激を受けながら、滑りをチェックしていくつもりさ!

 

 

 

 

「20K TR STRETCH JK REGULAR FIT」

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(プロフィール)

トラビス・ライス(Travis Rice)

ビッグマウンテンでフリースタイルを体現する世界の最先端スノーボーダー。
アメリカのスノーボード専門誌「Snowboarder Magazine」や「TransWorld Snowboarding」の Rider of the Yearに選ばれるという快挙も遂げ、自身がハンドリングしたムービー、「Thatʼs It, Thatʼs all (2008)」や「 The Art of Flight (2011)」は数々の賞を受賞し、最⾼興⾏収益を上げた。
水の循環をテーマにした「The Fourth Phase(2016)」も多くの人に影響を与える。
自身もトップシーンで活躍する傍ら、バックカントリーコンペティションをディレクションするなど、 スノーボードシーンの限界に挑み続けているスーパースター。

「DARK MATTER」TRAILERは こちら >

 

(プロフィール)

今井郁海 (Ikumi Imai)

1996年9月3日生まれ、長野県出身在住。
高校生でナショナルチームに入り、パイプの世界大会を転戦するも怪我を機に競技活動にピリオドを打つ。
その後は美谷島 慎とともに訪れたNZで刺激を受け、バックカントリーをメインフィールドにする撮影活動をスタート。
昨秋リリースされたink MOVIEでは個人パートを獲得し、日本のスノーボードシーンに新たな風を吹き込む。

 

今シーズンのQUIKSILVERスノープロダクトは、ハイクオリティーな素材のみを使用したトップアスリートのためのプロモデルであるHIGHLINE PROシリーズを始め、ブランド誕生50周年を記念し、80年代当時のアートとボードカルチャーが融合した象徴的なデザインをリバイバルした限定コレクションを発表。
来たるウインターシーズンに向け、スノーライフに欠かせないアイテムをぜひお探しください。


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