RADICAL TIMES IN JAPAN 【SNOW~前編~】

2018年2月21日


 

QUIKSILVERがサポートするスノーボード、スケートボード、サーフィンのプロライダーたちが、世界各国より集結してロードトリップを行うプロジェクト。それが「RADICAL TIMES WITH MATES!」です。この企画がようやく日本を舞台に行われることになりました。今回は、そのスノーボード編に参加した石川敦士と谷口貴裕に、トリップのことを振り返ってもらいました。

Photo: yoshitoyanagida.net(インタビューカット)


 

 

―今回、なぜ日本で撮影することになったの?

石川敦士(以下、I): 僕は一昨年の夏にオーストラリアで行われた「RADICAL TIMES」に参加したんです。行く先々の街でスケートボードをして、いろんな美味しい物を食べて、スキー場ではバンクドスラロームの大会に出たりパイプなどで撮影をしました。その後は海辺の街に移動してサーフィン三昧。ジャンルを超えた3Sのライダーたちのセッションは本当に楽しかった。しかも、ハードすぎる撮影じゃなくて、とことん“FUN”を追求するのがコンセプトだったから、改めて振り返っても楽しい以外の記憶がないくらいです。そのときのライダー陣は、スノーからブライアン・フォックス、オースティン・スウィーティン、マシュー・クレペル、そして僕。あとROXYのライダーのトーラ・ブライト。サーフからはマイキー・ライト、スケートはザッカ・ミラーが参加していました。(オーストラリアのトリップはこちらをチェック)

あまりに楽しかったので海外スタッフに「日本でもやろうよ」って、そのトリップ中に日本のパウダーショットとかを見せたり、パウダーだけじゃなくて波もいいからって口説いてました(笑)。すると昨シーズン、カメラマンたちがロケハンのために来日し、スノーボードとサーフィンを存分に楽しんで帰りました。それが今回の「RADICAL TIMES」に繋がったという感じですね。


 

―「RADICAL TIMES IN JAPAN」は、3Sでのセッションではなくて、各ジャンルでのトリップになったと聞いているけど……。

 

I: そうですね。でも、同じ時期にスケートチームやサーフチームも来日していて、それぞれのジャンルのジャパンチームのライダーが一緒にセッションしたんです。


 

―今回はどのようなメンバーだったの?

I: ライダーは、海外からブライアン、オースティン、グリフィン、ジャパンチームからは僕と谷口貴裕。あとは海外からフィルマーが2人に、スチールカメラマンが1人、海外スタッフが数人といったクルーで、10日間ほど北海道で撮影しました。

 

 

―撮影場所が北海道になった理由は?

I: ブライアンが決めたんです。もう何度も来日しているし、彼らの好きな場所で動きたかったというのがありましたから。

谷口貴裕(以下、T): 期間は1月5日~17日あたりまででしたね。最初の日は札幌にステイして、翌日からキロロで何日か滑り込みました。海外勢はずっと追い撮りをしてましたね。気に入った沢を何度も何度も心から楽しみながら滑る姿が印象的でした。ただ、数日ほど滞在したんですが、気温が高くなって最終的には雨が降ってしまって……。なので、そこから内陸の旭岳のほうへ移動して撮影することにしたんです。

I: そうそう、本当に突然の移動だったよね。予約してたホテルも急にキャンセルしたくらいだから。でも、やっぱりコンディションのいいところを狙って移動を即決するフットワークの軽さはさすがだなって思いました。

 

 

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