Def Tech インタビュー Vol.1 (1/3)

2017年8月10日


#好きを極める

プロとしてハイパフォーマンスを常に保つ彼らの共通にあるテーマは"#好きを極める"ということ。音楽、スポーツ、ファッションと異なる業界の第一線で活躍する彼らの「始まり」と「未来」について語ってもらった。

Def Tech

Q 音楽を始めたきっかけを教えて下さい。

Micro:2歳の時からマイケル・ジャクソンの「Thriller(スリラー)」の映像を見ていて、3歳でムーンウォークができて、その時にテレビの中で歌ったり踊ったりしたいと思ったのが始まりですね。2歳でブレイクダンスもしていたし、テレビを見ながら踊っていました。マイケル・ジャクソンになりたい!って、思っていました。

Shen:4,5歳くらいの時ですね。ライオネル・リッチ―の曲が大好きで、父と姉と一緒にライブを見に行って、その時にステージに立っている自分の姿が頭の中に浮かんできたんです!その時からはっきりと自分がステージで歌っているビジョンが見えていました。

Q 音楽でプロになろうと思ったきっかけを教えて下さい。

Micro:Def Techの活動は仕事と思ったことはあまりないです。プロになりたいって思ったこともないかな。というよりも、自分達のミッション、生きてく上でどうやって命を使うかということをいつも思っています。もちろん目指していた時期はありましたが、そういう感覚と少し違うかもしれません。2001年にNYのテロがあった時、僕はNYにいて、貿易センタービルの近くにいました。当時、僕たちは大学生で、就職活動をする時期で、自分は何になるのかをすごく考えて、つまらない大人にはなりたくないと思っていました。自分達の命を使って何ができるのかというのをShenと真剣にたくさん話合いました。なので、Def Tech のアルバムには恋愛の曲がありません。そういう意味で商業的な音楽ではないし、そういう世界がいやだったし、自分達のハーモニーとやっているメロディラップには自信があったし、自分達の音楽を世の中に広めていきたい、知ってほしいと思っていました。そういう方が正しいかな。プロになろうとかお金を稼ごうというのは、2人ともなかったですね。

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