伊東大輝 インタビュー Vol.2 (2/3)

2017年10月4日


#好きを極める

プロとしてハイパフォーマンスを常に保つ彼らの共通にあるテーマは"#好きを極める"ということ。音楽、スポーツ、ファッションと異なる業界の第一線で活躍する彼らの「始まり」と「未来」について語ってもらった。


伊東大輝

Q 始めた時と、今の“ウィンドサーフィン”に対する気持ちに変化はありましたか?

始めた頃は、がむしゃらに海に入って練習していました。知らないことばかりで異次元な世界に見えていたし、ウィンドサーフィンの雑誌やDVDに出ている人たちみたいになりたいって思っていたんです。今では、その雑誌で見てきたプロのウィンドサーファー達とチームを組んで、一緒にウィンドサーフィンをしています。

その中には昨年の世界チャンピオンだったり、世界のトップ10に入るメンバーがいて、本当に仲がよくて、一緒に海外に住んで、映像を作ったりしているので、ふと昔のことを考えると、テレビや雑誌の世界の人達と一緒にできていることが、ちょっと不思議だと思うこともあるし、本当に面白いと思いますね。

Q これからのビジョンを教えて下さい。

今たくさんのプロジェクトに携わらせてもらっています。最終的には、全てウィンドサーフィンに繋がればいいなと思って取り組んでいるんですが、その1つにシェアハウスのプロデュースがあります。鎌倉・湘南エリアにいくつかシェアハウスをオープンしたのですが、全国からたくさんの若者が湘南に集まって、ウィンドサーフィン、サーフィン、SUP、SUPヨガなどを何でもいいので、湘南カルチャーに触れて、何かを体験してもらいたいと思っています。コンセプトや価格も若い方が気軽に使ってもらえるように設定しています。友達と一緒に来てもいいし、シェアハウスで友達を作ってもいいし、このシェアハウスをきっかけに仲間やファミリーが増えて大きくなればいいなと思っています。

あとは、映像を撮っていきたいと思っています。色々な業界、クリエイター、若手の仲間たちを集めて、サーフィンやウィンドサーフィンの映像を作りたいと思っています。今までの概念にとらわれず新しい作品を作っていきたいので、もちろん大変なこともあると思いますが、ワクワクしますね。

Q ウィンドサーフィンの魅力を教えて下さい。

最大の魅力は、エンジンを使わないで海の上を高速スピードで走れることですね。 体感速度は時速100kmくらい出ます。動力なしで、風だけの力で50~60kmはあっという間に出るので最高に気持ちいいですよ。鎌倉から江の島の移動も車よりウィンドの方が早いと思います。渋滞もないですし(笑)そのスピードで波の上でジャンプしたりするので、ものすごい爽快感がありますね。

Posted in Events