石川敦士 インタビュー Vol.2 (2/3)

2017年9月28日


#好きを極める

プロとしてハイパフォーマンスを常に保つ彼らの共通にあるテーマは"#好きを極める"ということ。音楽、スポーツ、ファッションと異なる業界の第一線で活躍する彼らの「始まり」と「未来」について語ってもらった。


石川敦士

Q 始めた時と、今の“スノーボード”に対する気持ちに変化はありましたか?

全然違いますね。“好き”という原点は変わりませんが、最初はスノーボードがカッコイイとか、モテたいとかいう思いもありましたが、やっていくうちに好きの度合いが変わって行きました。

昔は誰かに見られるためにやっていたのですが、今は、自分とどう闘うか、自分が納得できるものをどうやって形にするかという思いが強いので、自分と向き合いながら取り組んでいます。常に対自分ですね。

Q これからのビジョンを教えて下さい。

スノーボードもオリンピック種目になり10年以上がたちますが、そういった環境の中で、若い選手を育てること、自分の経験を世に伝えること、そして新しい魅力をどんどん発信していきたいなと思います。

スキー場と連携して、日本だからできることをやって行きたいです。首都圏の近くでこれだけ雪が降る国は世界では珍しいんです。東京から車で2時間でゲレンデに行けますし、もっとたくさんの方にスノーボードをやってもらいたいし、楽しんでもらいたいですね。

Q 他のスポーツとは違うスノーボードの魅力を教えて下さい。

スノーボードの魅力は爽快感だと思うんです。サーフィン、スノーボード、スケートボードの中で、スノーボードはいちばんスピードが出るし、それは見ている方もやる方も、非日常なんだと思います。その楽しさをたくさんの方に知ってもらいたいと思っています。

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