石川敦士 インタビュー Vol.1 (1/3)

2017年8月23日


#好きを極める

プロとしてハイパフォーマンスを常に保つ彼らの共通にあるテーマは"#好きを極める"ということ。音楽、スポーツ、ファッションと異なる業界の第一線で活躍する彼らの「始まり」と「未来」について語ってもらった。


石川敦士

Q スノーボードを始めたきっかけを教えて下さい。

子供の頃からずっとサッカーをやっていて、スノーボードを始めたのが高校3年生の時です。それまではプロのサッカー選手を目指していて、順風満帆なサッカー時代を過ごしていたのですが、高校3年生の時に怪我をしてしまって、サッカー選手という進路をあきらめなければなりませんでした。それまで真面目にずっとサッカーをしていたので、そこからいろいろなジャンルのスポーツに挑戦しながら自分の道を模索していました。

その中で子供の頃から父親によくスキーに連れて行ってもらっていたので、スノーボードにも興味があって、気軽な気持ちで挑戦したのですが、続けて行くうちに飛べるようになって、スノーボードがどんどん楽しくなっていく自分に気がついたいたというのがきっかけですね。その時はただ楽しくて、スノーボードが好きで続けたいという気持ちが強かったです。

Q スノーボードでプロになろうと思ったきっかけを教えて下さい。

好きで始めて、ずっと楽しくて、シーズンの間は雪山にこもって滑っていたのですが、親しくしているプロショップのオーナーさんに、「目をつぶっていてもできるくらい技を練習しなさい」って言われたんです。今までは遊びの延長の感覚だったので、サッカーみたいに毎日練習するものではないと思っていましたが、その一言で、スノーボードもサッカーと一緒なんだと気がつきました。真剣に向き合ってやらないとプロにはなれない、遊びじゃなくて、真剣にやるスポーツなんだと思うようになりました。本気でプロを目指そうと20歳の時にスイッチが入り思いました。

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