QUIK TECH X 好きを極める

2018年10月12日


サーファー・ファッションモデル・スノーボーダーと、クイックシルバーと繋がりが深い4人が “好きを極める” というキーワードをもとにリレー形式で語っていく本特集コンテンツ。
それぞれの分野でプロフェッショナルとして活躍し、常にハイパフォーマンスを保つ彼らですが、はたして「好きを極める」ために、普段から意識しているポイントは何なのか?この特集では3つのテーマにそって語ってもらいました。

Q. 海でサーフィンをする時間ってどんな存在ですか?普段はどんな気持ちで好きなことに取り組んでいますか?

サーフィンをしている時間は、友達や家族と一緒に入ったりして、海の中での遊びって感じの時間でもあるので、本音はなるべく海から上がりたくないですね。海から上がるとマスコミのインタビューとか、メディア関係の仕事が始まるって感じなので(笑)。だから海の中はいつも面白いから好きです。
もちろんサーフィンの練習をしている時はうまくなりたし、大会にも勝ちたいっていうのがあるので、海の中の時間は何よりも大切にしています。陸でのトレーニングも好きです。大変だけど、その大変さが面白いんですよね。何でもそうなんですけど、簡単じゃつまらないんです。簡単なことはみんながやっていることだし、だから、あえて難しいことにチェレンジするのが好きなんですよね。負けず嫌いというよりは勝つのが好きなだけなんです。

 

Q. 好きなことを極めるためには、上達していくことも必要だと思います。普段意識していることは何かありますか?

サーフィンの試合では、プレッシャー(緊張感)へのメンタル的なうまい対応や、勝ちたいっていう気持ちが重要だと思います。サーフィンを上達させる秘訣で一番大切なことは、海では何も考えないこと。サーフィンは友達や家族と一緒に楽しむスポーツだから、楽しみながらサーフィンをすることが一番です。そうしていれば、今までできなかった技もできるようになって、いつの間にか気づいたら上達しているはずです。だから僕もなるべく海で多くの時間を過ごして、楽しむサーフィンをいつも心がけてます。

 

Q. 最後に、サーフィンのどんな部分を見るともっと面白くなりますか?

見ていてすぐにわかると思うんですけど、サーフィンは “スタイルとスピード” がすごく大切です。うまいサーファーはマニューバーを見ていても無駄のない綺麗なスタイルだから、スムーズで見やすいって感じるだろうし。サーフィンを知らない人が見ても、まるで自分のラインで波に絵を描いてるみたいで面白そうって思ってもらえるはずです。技でスプレーが沢山出ていればパワーがあるんだなっていうのもわかるし、うまいサーファーは見ていてわかりやすと思います。サーファーそれぞれのスタイルを知ることでもっと楽しく見れると思いますね。