米国子会社の報道に関するお知らせ

2015年9月11日

[和訳]

 プレス・リリース

 

米国クイックシルバーが、米国担保付社債権者の73%の同意を得て事前アレンジ型チャプター11を開始。

 

海外子会社については、チャプター11申請による影響はない。 

 

17500万米ドルのDIPファイナンス及びオークツリー・キャピタル・マネジメント・エルピーの関連会社との間のスポンサー契約を発表。 

 

米国カリフォルニア州、ハンティントンビーチ‐(ビジネスワイヤ)‐2015年9月9日‐クイックシルバー・インク(ニューヨーク証券取引所コード:ZQK)(以下「米国クイックシルバー」といいます。)は、本日、同社の米国子会社について、米国デラウェア州破産裁判所(以下「破産裁判所」といいます。)において米国破産法第11章に基づく救済を受けるため、任意の手続きを開始したと発表しました。米国破産法第11章の申請については、米国クイックシルバーのシニアの大部分のクラスの債権者の73%が同意しており、この申請により、クイックシルバーの財務及び経営の再建を進め、米国クイックシルバーの財務状態を長期的に健全化します。

 

米国クイックシルバーの欧州及びアジア太平洋地区における事業および経営状態は依然良好であり、今回の申請の適用対象ではありません。さらに、今回の申請の結果生じるテクニカル・デフォルトの権利放棄のための要件を満たす米国クイックシルバーのユーロ債保有者が、米国クイックシルバーが米国破産法第11章に基づき米国事業を再編することに同意しています。

 

申請後、クイックシルバーは、破産裁判所の管理下において、「債務者主導型(DIP)」により通常どおり営業を継続します。米国クイックシルバーは申請と同時に、オークツリー・キャピタル・マネジメント・エルピーの関連会社(以下「オークツリー」といいます。)及びバンク・オブ・アメリカ・エヌエーとの間で1億7500万米ドルの新たなDIPファイナンスに係る認可を破産裁判所に要請しました。米国クイックシルバーは、既存の流動資金源泉にこのDIPファイナンスが加われば、米国内外における経営継続のための資金を十二分に調達できると考えています。また、米国クイックシルバーは、米国子会社による米国破産法第11章適用への移行を円滑にし、その利害関係者及び顧客を保護するため、様々な形の「第1日目」の救済を破産裁判所に要請しました。

 

オークツリーとの間で締結したスポンサー契約(以下「スポンサー契約」といいます。)には、更生計画に基づくゴーイングコンサーンとしての米国破産法第11章後の米国クイックシルバーの再建についての青写真が定められています。同契約に基づき、オークツリーは米国破産法第11章に基づく手続に必要な全ての資金を提供すること及び同社が保有する米国クイックシルバーに対するほとんどの債権を手続終了時に更生後の米国クイックシルバーの過半数の株式に転換することにつき合意しています。スポンサー契約には、破産裁判所による更生計画の承認を含む一定の停止条件が付されています。

 

オークツリーは、オルタナティブ投資の分野における世界規模の大手運用会社であり、その運用資産額は1000億米ドルを超えます。同社は、価値を重視し、リスクを管理する投資アプローチをとり、これに基づいて再建手続を通じて他社を支援することに関して、また、アクションスポーツ界においても、充分な実績を有しています。

 

クイックシルバーのCEOであるピエール・アニエスは、「慎重に協議した結果、困難ではあるがクイックシルバーの輝かしい未来のために必要であるステップをとることとした。」と述べ、さらに、「米国破産法により与えられる保護とオークツリーからの資金調達は、我々が現在負っている顧客、取引先、従業員等に対する義務を果たすに十分なだけでなく、米国事業の再編を達成し、クイックシルバーがアクションスポーツ界のリーダーたる地位を回復するのに必要なフレキシビリティを得た。新たな資本構成は当業界においては極めて低い債務水準となり、我々のブランドや製品への投資を可能とし、再び活性化することができると考える。我々は、今後より強固なビジネスを構築し、将来の成長と繁栄のための準備ができたと確信している。」と述べました。

 

アニエスは続けて、「オークツリーは、その財務の健全性及び専門性、我々と同様の状況に陥った会社との間で培ってきた豊富な経験、及び当業界におけるオペレーションの輝かしい実績から、米国クイックシルバーの将来にとって他に代えがたいパートナーであると考える。我々はホールセール顧客だけでなくベンダーやサプライヤーを大切に思っており、今回のプロセスにおいて彼らがサポートしてくれることを期待する。また、熱意ある献身的な従業員及びアスリート―彼らは我々の極めて重要な財産であり続ける―に感謝する。クイックシルバーは、アクションスポーツ市場における象徴的なリーダーであり、今回の手続を経た後の将来においても、そうであり続ける。」と述べました。

 

今回の申請に関連して、米国クイックシルバーは、米国における店舗の合理化を目指して現在進めている閉店計画についてはこれまで通り継続する意向です。破産裁判所は、慣例に照らすと、米国クイックシルバーの「第1日目」の救済要請を速やかに検討することが予想されます。当該救済には、給与等の支払、各従業員給付の継続、及び、たとえばギフトカードや破産申請の前に購入された商品の返品といった一定の顧客向けプログラムの遵守に関する権限付与の要請が含まれています。

 

米国クイックシルバーの法務顧問としてスキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロム・エルエルピーが、再建アドバイザーとしてFTIコンサルティング・インクが、また、ピーター・J・ソロモン・カンパニーが投資銀行を務めています。

 

米国クイックシルバーは、米国破産法第11章に基づく破産申請について新しいことがわかり次第その内容を開示してまいります。裁判所への申請書その他の更生手続に関する書面は、米国クイックシルバーの請求代理人であるKCCが管理するウェブサイト(http://www.kccllc.net/quiksilver)又は破産裁判所のオフィシャルウェブサイト(www.deb.uscourts.gov)からご覧いただけます。

 

About Quiksilver:

Quiksilver, Inc., one of the world’s leading outdoor sports lifestyle companies, designs, produces and distributes branded apparel, footwear and accessories. The Company’s apparel and footwear brands, inspired by a passion for outdoor action sports, represent a casual lifestyle for young-minded people who connect with its boardriding culture and heritage. The Company’s Quiksilver, Roxy, and DC brands have authentic roots and heritage in surf, snow and skate. The Company’s products are sold in more than 100 countries in a wide range of distribution, including surf shops, skate shops, snow shops, its proprietary Boardriders shops and other Company-owned retail stores, other specialty stores, select department stores and through various e-commerce channels. For additional information, please visit our brand websites at www.quiksilver.com, www.roxy.com and www.dcshoes.com.  

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Source: Quiksilver, Inc.

 

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