先日、サーフィン競技日本代表の最有力候補である五十嵐カノアが全米3大ネットワーク、CNNのニュース番組にインタビュー出演。キャスターからの質問は大会に対する思いや、現在、世界中でトップニュースとして取り上げられているコロナウィルス、そして影響による大会延期の可能性。これに対してカノアはどう思い、答えたのか?。
アスリートとしては、大会に向けいつでも、どこにいても準備をするしかありません。
数年前からこの大会を目標としてきたので、明日開幕したとしても十分な準備はできています。
7月の開催、そしてもし延期されたとしても、どんな事が起こってもそれに対応していくしかありません。
自分ではコントロールできない事態であることは分かっていますが、サーフィン競技がスタートする7月26日に向け今はトレーニングするしか無いと思っています。
もし、開催されなかったとしたら、多くのアスリートは失望するでしょう。
それまで、それこそ人生をかけて準備してきたのですから。自分が起こしたケガではなく、それが今回のウィルスが原因だとしたら尚更です。
でもこればかりはどうしようもありません。もちろん、開催されないとしたらショックは大きいですが、今はあらゆるプロセスを見守り、信じるしかありません。
大切なのは自分をしっかりとコントロールすることだと思っています。
先週(2月下旬)、東京に居たんですが、正確には事態を把握できませんでした。でも多くの人はマスクをつけたり、消毒液を持ち歩いていたりしていました。僕は自分のルーティンを崩さず、サーフィンやジムにトレーニングに行ったんです。
状況はそれほど悪いとは感じませんでした。これからも適切な予防対策が取られれば、問題無いだろうとと思っています。
子供の頃は自分がこの大会を目指すなんて夢にも考えたことはありませんでした。でも4年前に競技種目として決定、そして去年の11月には出場の内定を得ることができたんです。今は金メダルに集中しています。
とCNNのインタビューに答えた五十嵐カノア。大会に向けてトレーニングに集中しているカノアの応援をこれからもよろしくお願いします。
素材提供: 「SURFIN' LIFE」オフィシャルサイト >