”波乗りジャパン”五十嵐カノアが東京で行われる国際大会出場決定!! 

2021年6月4日


サーフィン日本代表「波乗りジャパン」の中で唯一R1が2日目に持ち越されていた五十嵐カノアは、トータル14.00で余裕のラウンドアップ。R2でも完璧な試合運びでR3へ進出した。今大会に出場することで、東京で行われる国際大会選手としての出場権を獲得した。もう1枠を争う“波乗りジャパン”のチームメイトの大原洋人、村上舜も1位通過で次のラウンドに進んでいます。
女子は前田マヒナが1位通過でR3進出を果たした一方、松田詩野、都筑有夢路は3位で敗者復活戦のリパチャージR2行きとなっている。

 

複数のCT選手が欠場

 

今大会に出場するだけで国際大会への出場権が確定するCT選手たちですが、五十嵐カノア同様に圧倒的なスキルを披露したフィリペ・トレドとイタロ・フェレイラは1位でラウンドアップしていましたが、ガブリエル・メディナや、カリッサ・ムーアなど複数のCT選手がR2に姿を現しませんでした。各代表チームは公式SNSでその理由を「CTの疲労が溜まっており今後の国際大会に備えるため」「今大会で国際大会出場を狙う他選手の可能性を潰したくないため」と説明しています。五十嵐カノアは「疲れは溜まっているけど、“波乗りジャパン”のTEAMのみんなからパワーとエネルギーをもらったから大丈夫」と言って試合を楽しんでいる様子です。

USA Surfingは公式SNSで「(カリッサとキャロラインの)二人とも、この大会で国際大会出場資格を得たいと思っている他の選手を潰してしまうことを避けたいと思っています。また3カ月以上WSLのオーストラリアレッグに参戦していたため、家族に会い、国際大会への準備を始めたいと思っています」と説明。
ブラジルサーフィン連盟も公式SNSで「初戦に勝利したあと、東京での国際大会のためのパスポートにスタンプが押されました。タティアナ・ウェストン・ウェブとガブリエル・メディナは、過酷で挑戦的なシーズンが続くため、自分自身をセーブするために、イベントを離れるという苦渋の決断を下しました」と説明している。
またシルヴァナ・リマはPCR検査の結果、ホテルに隔離されているとも報告した。

 

いよいよ明日からメインラウンド3がスタート。選手たちの数も絞られてきて、波乗りジャパンもいよいよCT選手たちと対戦することとなる。男子ラウンド3ヒート3にクレジットされた村上舜は、イタロ・フェレイラ、マット・マクギリヴレイというCT選手と対戦。ヒート5の大原洋人は、インドネシアのケトゥ・アグスらCT選手は居ないヒート。CT選手である五十嵐カノアは、ヒート7でフィリーペ・トリード、ミシェル・ボレーズらと対戦する。GO NAMINORI JAPAN!!

 

大会開催概要

大会名称

2021 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games

開催期間

2021年5月29日(土)~6月6日(日) =9日間=

大会会場

エルサルバドル(ラ・ボカナ、エル・スンサル)

出場国

52ヵ国・地域(予定)

出場選手

257名 各国男子3名、女子3名

出場権

男子上位5名、女子上位7名が出場権を獲得する。

※2019年WSLチャンピオンシップツアーランキングから出場権を獲得している選手を除く

※東京で行われる国際大会に出場できるのは1ヶ国最大2名まで

公式ホームページ

国際サーフィン連盟(英語)  こちら >>

▼スケジュール▼

5月28日 プレスカンファレンス

5月29日 開幕式

5月29日~6月6日 競技

6月6日 表彰式、閉幕式

※日本とエルサルバドルとの時差は15時間。日本の方が15時間進んでいるため、現地の午前7時は日本の同日夜22時となります。 遠く離れた南米の地で世界に挑む”波乗りジャパン“の選手たちに是非とも熱い声援をお願い致します。
GO! NANIMORI JAPAN!!

 

ニュース内容、画像提供:THE SURF NEWS