NAMINORI JAPAN PRIDE #9

2019年7月12日


NAMINORI JAPAN PRIDE
2020を見据えた選手たちの今。

#2 ヤングガン期待の星、伊東 李安琉が目指すもの。

 

昨年2018年のISA世界ジュニア選手権では日本代表として出場し、U16の個人戦で4位入賞を果たし団体でも日本の金メダル獲得に貢献。先日(5月)のジャパンオープンでは3位と大健闘し、波乗りジャパン強化指定選手の中でも注目が集まるヤングガン伊東 李安琉。そんな彼は、来年に迫った2020年の本大会をどう見据えているのでしょうか。

 

-昨年のISA世界ジュニアは日本代表として出場し、来年の本大会を目指していますが、日本代表の試合に出場することは実際どんな感覚ですか?

 

ISAジュニアは日本代表として選ばれているので、もちろん自分勝手な行動はできないですし、日本チームのために動いてチームワークで戦う試合でした。だから、いつもの試合と違って沢山の人が応援してくれて。時にそれがプレッシャーになってしまう場合もあるんですけど、その大会ではうまく力に変えられたので団体で優勝できたんだと思います。先日のジャパンオープンでは優勝することができず、ISA(宮崎)には出場できないんですけど、2020年に向けてはまだ可能性はあるので、頑張りたいと思っています。

 

 

-2020年サーフ種目の開催場所は千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)ですね。この場所で開催されるということは、自分にとってどんなメリットがあると思いますか?

志田下の波はちょっとブレイクが早くて難しいですけど、個人的には好きなんです。僕の地元宮崎には志田下みたいなビーチブレイクで似たような波質のポイントが結構多いんですよね。元々僕自身がそういう波質が好きですし、普段から乗り慣れているので、必ず強みになると思います。

 

-サーフィンにおける自分の強みってどんなところだと思いますか?

 

エアーも得意なんですけど、やっぱりチューブライディングには自信があります。だから個人的には来年の志田下のコンディションもチュービーな波になってほしいですね。

 

-今後はどう自分を成長させていきたいとか何か目標はありますか?

 

今までサーフィン以外のトレーニングをあまりやってこなかったんです。だから、自分の体の弱いところをトレーニングして鍛えて、もっとサーフィンの試合で勝てるような体にしていきたいです。

 

 

-今年のISA(宮崎)に日本代表として出場が決まった五十嵐カノアですが、すばり、彼のサーフィンの凄さってどんな部分だと思いますか?

 

カノアくんとは何度か一緒にサーフィンをしたことあります。やっぱり世界のCT選手だなって、オーラが伝わってきますよね。サーフィンの技術もだいぶ飛び抜けていて、うまい具合にまとめながら攻めて決めるんですよね。たぶん世界のトップサーファーたちと戦ってきた経験値なんだと思います。人としても優しいですし、とても尊敬できる先輩です。

 

-最後に、李安琉くんが2020年自国開催の本大会出場を目指す理由を教えてもらえますか?

 

僕は昔からCT選手と戦うことが夢なんです。来年の本大会に出ることができれば、世界で活躍するスター選手たちと戦えるので、それが自分中での一番の理由です。2020年に波乗りジャパンとして出場して、最終的にはCTツアーで世界中を回るのが目標です。

 

 

 

(プロフィール)

波乗りジャパン 強化指定選手: 伊東 李安琉 Riaru Ito

2002年8月18日生まれ。宮崎出身。4歳からサーフィンを始め、キッズ時代から多くの大会へ出場し優勝をはじめ上位のリザルトを残してきた日本の次世代シーンを担うライダーのひとり。2018年のISA世界ジュニア選手権では日本代表として出場し、U16の個人戦で4位入賞を果たし団体でも日本の金メダルに貢献。先日の2019年Ichinomiya Isumi Super Kids Challenge U16 Cadetでの優勝は記憶に新しい。

 

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