NAMINORI JAPAN PRIDE #11

2019年7月26日


NAMINORI JAPAN PRIDE
2020を見据えた選手たちの今。

#4 ヤングガン期待の星、平原颯馬が目指すもの。

 

昨年2018年のISA世界ジュニア選手権では日本代表として出場し、団体金メダルの獲得に貢献。波乗りジャパン強化指定選手の中でも注目が集まるヤングガン平原颯馬。そんな彼は、来年に迫った2020年の本大会をどう見据えているのでしょうか。

 

-2020年サーフ種目の開催場所は千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)です。この場所で開催されるということは、自分にとってどんなメリットがあると思いますか?

 

志田下はQS6000の試合会場でもありますし、フリーサーフィンの時も波がいいことが多いので良く入るポイントです。春から夏にかけては左の方が良かったり、夏場は右のテトラからの波が良かったり。波の入り方なんかも日によって違う。波に癖があるので自分にとっては難しいポイントっていう印象があります。でも戦いやすさはあると思います。日本人は志田下の波を良く知ってるだけに有利だと思うからです。先日のQS6000の試合では、外国の選手たちは手こずっていましたから。日本の選手にアドバンテージがかなりあると思いますね。

 

-サーフィンにおける自分の強みってどんなところだと思いますか?

 

小さなサーフィンはせずに大きなサーフィンを常に心がけています。そんなサーフィンがハマった試合では点数がでるんじゃないかと思いますね。

 

 

-今後はどう自分を成長させていきたいとか何か目標はありますか?

外国の選手と同じくらい大きな体が欲しいから、今はトレーニングを重ねています。筋肉もそうですし体幹も鍛えています。その体を手に入れてカーブもエアーももっと大きなサーフィンができるようにしたいんです。それにメンタルもしっかりトレーニングして、もっと自信もつけていきたい。もう2年、ISAジュニアも狙えるので連覇を目指したいですし、WJC(WSLのジュニア)の方も目標にしています。

 

 

-今年のISA(宮崎)に日本代表として出場が決まった五十嵐カノアですが、すばり、彼のサーフィンの凄さってどんな部分だと思いますか?

 

カノアくんとは、オーストラリアのゴールドコーストで何回か一緒にサーフィンをしたことがあります。一番の印象はサーフィンが大きいこと。カーブも大きく、スプレーもめちゃくちゃでますし、エアーもできる。なんでもできるサーファーだと思います。人としてもオーラがあって、真面目でフレンドリー。もしも波乗りジャパンの同じチームメイトになれたら、「普段からサーフィンのことをどれだけ考えているのか?試合ではどう集中しているか?」など、具体的なアドバイスを教えてもらいたいです。日本のチームに良い刺激を沢山与えてくれると思うので、カノアくんの存在は必ず活きると思います。

 

 

-最後に、2020年の自国開催の本大会出場を目指す理由や、チームに求めることがあれば教えてもらえますか?また、大会を通じて一般の人たちに何を感じてもらいたいですか?

 

2020年は大きなスポーツの大会ですし純粋に出場したいですよね。それに自国開催なので波乗りジャパンチームみんなが切磋琢磨できるような雰囲気であって欲しいと思います。  サーフィンって危険だったりチャラいっていう印象を持っている人がいるかもしれないですけど、選手たちがどれだけ本気でやっていて、どれだけサーフィンに人生をかけているのかを知ってもらいたいです。この大会をキッカケに、「サーフィンをやってみよう!」っていう子供達が増えて、大人も良い印象を持ってくれる人が増えてくれたらいいですよね。みんなも良く言うことなんですけど、サーフィンは自然相手なので同じ波はなくて、その中でいい波に乗れた時の気持ち良さや、技が決まった時の達成感は本当にいいものなんです。海に入りながらサンセットを見たりすると、その1日はハッピーになりますから。そういった海の醍醐味みたいな部分も知ってもらうキッカケになってくれたらいいなと思います。

 

 

 

(プロフィール)

波乗りジャパン 強化指定選手: 平原颯馬 Soma Hirahara

2002年1月15日生まれ。神奈川県出身。地元は、ユース世代を醸成するサーフィン文化の根付く茅ヶ崎。小学1年の時に、まずはスケートボードをはじめ、その後サーフィンもスタート。きっかけは言うまでもなく、まわりがやっていたから。2014年のWSLジャパンツアー伊豆スーパーキッズチャレンジ・グロム部門優勝や、同年のNSA全日本サーフィン選手権キッズクラス優勝など、コンペティターとしての頭角を表し、2017年にプロテストを合格。現在は、2020年の波乗りジャパン日本代表を目指して活動し、昨年2018年のISA世界ジュニア選手権は日本代表として出場し団体金メダルに貢献。

 

波乗りジャパンの選手と同じウェアを着て応援したい。QUIKSILVERの最先端テクノロジーを駆使し、選手たちのON/ OFFに焦点を当てたアスリートファーストのプロダクト。それぞれ特徴のある機能やシーンでの着用を想定した “REPLICA, TECHNOLOGY, ECO” の3ラインで波乗りジャパンをサポートします。そしてサーフィンをライフスタイルとして楽しむ全てのユーザーのためのウェアを提案します。


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