マット・バンティング「Midnight Sun」

2016年4月14日


2015年、ワールドツアーを怪我による欠場で終えたマット・バンティング。その負傷以来初のムービー「Midnight Sun」が公開です。撮影にはクイックシルバー・プロの期間も含め、2ヶ月以上が費やされました。フィルマーのジミー・グラハム、カメラマンの”Bosko”ことピーター・ボスコヴィッチと共に自らのサーフィンを更に高めるべく撮影されたフッテージとなっています。

テンポの良い2分半からなるその映像ではマットのスムースなサーフィンはやはり健在、エアーやカーヴィングなど学ぶべきライディングが多数収録されていますので、メモとペンを片手にご覧ください。


Jベイで負傷した膝はどうだったの?正確に教えてくれる?

「エアーで着地しようとした時にやってしまったんだ。2015年の7月8日だった。どうして覚えているかというと、Jベイの試合が始まる前日だったからなんだ。ヒザを脱臼して靭帯も伸ばしてしまった。全ての靭帯をやってしまわなかったのが幸いだったよ。あとはヒザに接する大きな二つの骨も挫傷した。着地した衝撃でね」

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ドクターには治るまでどの位かかるって言われたのかな?

「最初に見てもらったドクターには10週間と診断された。僕たちはとても楽観的だったんだ。それからオーストラリアに戻って、WSLドクターのクリス・プロッサーのセカンドオピニオンとして診てもらった。ドクターは怪我を診てすぐに、完治までは当初予想していたよりかなり長くかかると診断したよ。」

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実際サーフィンができるまでにどの位かかったのかな?

「リハビリをかなりやったんだけど、それでもスクワットができる状態ではなかった。膝を曲げる事ができるようになったのは10月下旬。サーフィンを再開したのは12月の初旬だけど、全然楽しくなかったよ。その時はまだちょっとした痛みも残っていたし、また怪我をしてしまったらどうしようと常に不安だった。ターンしたりしたら、また切れてしまうんではないかと。痛み無しにサーフィンができるようになったのは1月に入ってからかな。」

 

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どんなリハビリをやったの?

「ドクター・クリスとともに物理的負荷をかけるリハビリ、併せてレノックスヘッドのドクター、ピーター・ロバーツとはストレッチとコンディショニングトレーニングを。ピートには感謝してる。怪我からの回復を早めてくれたからね。」

 

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今年の目標は?

コンペティションとフリーサーフインで以前のような感覚を取り戻したいんだ。CTではいい結果が出せるようにして、TOP10に入りたいと思ってる。試合以外では撮影をもっとしたいし、もっとトリップにも行きたい。そして、いいムービーをオンラインにアウトプットしたいね。でも怪我によって失われた時間を取り戻すのが一番かな。」

 

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