五十嵐カノアがワールドサーフリーグのエリートチャンピオンズツアーに日本人として参戦することを表明

2018年2月13日


ワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)の2018年シーズンに向け、20歳になった五十嵐カノアが日本人選手としてツアーに参戦することを公式に発表した。

日本と米国の二つの市民権を持つカノアは、東京で開催される2020年のオリンピックに向けサーフィンの日本代表を目指す決意を固めた。


「今年のWSLチャンピオンシップツアー(CT)から日本人代表選手として参戦します。日本人としてサーフィンをすることを誇りに思います。僕の両親は日本人ですし、僕のすべての親戚家族も日本人なんです。 日本にもたくさんのサポーターとファンがいます。 現在はCTの中には日本人サーファーはいないので、WSLに参加することは、WSLにとっても刺激的なことも確信していますし、そして自分の家族も喜んでくれることを楽しみにしています。」とカノアは言った。

この決定により五十嵐カノアは正式にWSL CT史上初の日本代表選手となる。

2016年に五十嵐カノアは、最年少のメンバー(17歳)としてCT(チャンピオンズツアー)にデビューし、次世代のプログレッシブサーファーのリーダーであることが証明された。

カノアのキャリアは、過去2年間でワールドランキングのトップ20にランクインしてる。 カノアは、2017年にVans US Open Surfing(ヴァンズ全米オープン)での初勝利、その他に2016年のBillabong Pipe Masters(ビラボンパイプラインマスターズ)で準優勝した。



「オリンピックの日本代表選手になって戦いたいです。僕は、アメリカで競争しながら成長し、そこで多くの支持を得ました。しかし、これは同時に現在のキャリアの別の部分でもあります。 オリンピックは、スポーツ全体で最大の競技大会であり、だれもが子供のときに夢を見ることです。僕は、それがサーファーとして実現するとは考えていませんでした。今はサーフィンにとってもっともエキサイティングな時代です、僕は可能な限りの全力で日本代表の座を目指します」とカノアは語った。

五十嵐カノアは、2018年3月11日から22日までの間、オーストラリアで開催されるクイックシルバープロ ゴールドコーストで、2018 WSLチャンピオンシップツアーの開幕戦において日本人として初の参戦となる。GO! SAMURAI! KANOA!!

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