今シーズンのJPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボードの開幕戦となる「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」が終了。男子のファイナルは、2012年ルーキーオブザイヤーの仲村拓久未、2011年のイベントチャンピオンの中村昭太、そして世界レベルのサーフィンを披露し、ラウンド1から勝ち上がった大野“MAR“修聖と辻裕次郎となった。大野”MAR“修聖はスピーディなフローターからロールインのコンビネーションで5.25をスコアしてスタート。波数の少ないコンディションで厳しい戦いを強いられる中、何とか入って来る波を捕らえて再びMARがバックハンドでクリティカルセクションに当て込むハードターンを決めて、8.50、9.00のエクセレントを連続でスコア。ファイナルは完全にMARの独り舞台となり、下位の選手をコンビネーションに追い込み、圧倒的な強さでJPSA初戦で勝利を手に入れた。
久しぶりのJPSAの大会に参戦したMAR。ひとたび乗れば力の差は歴然・・・ やはり世界で戦ってきたスキルは本物。
「優勝は久し振りなんで素直に嬉しいですね。今年は全戦出れるか分かりませんが、5戦はJPSAに出場しようと思っています。久し振りに日本の大会に出れて楽しかったですね。ラウンド1からクラマスで出来て。6ラウンドぐらい戦いましたが、波にも恵まれたし、楽しかったですね。8年間もこのクラマスを使用させてくれている地元の人たちに感謝したいですね。バリと日本との素晴しい関係があって、成り立っている事だと思います。応援してくれた皆さんに感謝します。もっともっと日本のサーフィンが衰退しないように一人ひとりが出来ることをやって、サーフィンを楽しんで、サーフィンがもっと活気あるスポーツになっていけることを願います。」とコメントした。