クイックシルバーとのつながりが深い4人が統一キーワードをもとに、リレー形式で語っていく「My Thought」。3周目のテーマはボードショーツ。夏は1日中ボードショーツだけで過ごすことも少なくないというMicroのこだわり。
Q Microさんが理想的だなと思うボードショーツについてお聞かせください。
去年もそうだし、今年も感じたことなんですけど、濡れたトランクスがあっという間に乾いちゃう。その速乾性に驚きました。あとはフレキシビリティの伸びも。ここ数年のクイックシルバーの進化が劇的すぎて。ほんとうに調子がいいんですよね。
暑い時期は、パジャマの代わりにトランクス一丁で寝ちゃうことも多いくらい。シャワーを浴びたあとにアンダーウェアを着る必要もないし。近場のショップくらいならその格好のまま。夏は1日中ずっとボードショーツのままで過ごしちゃうかもしれないですね。すぐに乾いてよく伸びるやつが出てきてからは、ホントに楽だから。
日本でレコーディングをしていると、深夜までとか、次の朝までずっと続いてしまうんです。だけど、ハワイにきているときは集中できて。夜の7時までに終えて、そのあと友だちとちゃんとご飯を食べるという、すごく人間的なライフスタイルを送れるんですよね。そして翌朝は、朝イチから昼イチ前までサーフィン。海から上がってきたらドボンっとプールに飛び込んで、そのまま過ごすことも多い。近頃はフォーマルなデザインもあるし、そのままTシャツを羽織って生活しちゃっていたな。去年はとくに。
Q 好きなカラーやデザインはありますか?
ぼくはカノア(五十嵐)のシグネチャーモデルが気に入っています。自然なものとアシンメトリー(非対称)なものとが3パターンぐらいに分かれているデザイン。ベース色が緑色のやつですね。次のシーズンでは青色ベースになっているのかな。パームツリーのような木のパネルと、柄になっているパネル、もうひとつ別のパネルの3段階に分かれているデザインのやつですね。
あと2018年には、デフテックのシグネチャーが出るんです。Micro・モデルとShen・モデル
Q そうでしたか。Microさんはシンプルなデザインよりは、柄が入っているトランクスのほうが好きなのですね。
そうなんです。普段着ているファッションが黒だったり、グレーだったりと、すごくシンプルな色合いのものがほとんど。だから、夏のボードショーツだけはすごくド派手なカラーリングなタイプを選びたくなっちゃうんです。
【プロフィール】
Micro
1980年生まれ。東京都出身。ハワイ出身のShenとの音楽ユニットDef Techのキークリエイター。 2005年リリースのファースト・アルバム『Def Tech』は、飛躍のきっかけになった楽曲 "My Way" が収録されていたこともあり、250万枚超のダブルミリオンを販売。歴代インディーズ作品のセールス記録を塗り替えた。以後、自由な音楽活動を続けながら、近作『Eight』など8枚のオリジナル・アルバムを発表。その一方で、2015年には自身初となる単独野外ライブを開催したほか、ハワイや台湾などでも公演。昨年行われた国内ライブツアーDef Tech "IAPANA" Tour2017では、北は北海道から南は沖縄まで、全国17の会場でメッセージを届けた。