「2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス」のコンテスト3日目は、この先サイズダウンの予報を考慮して、朝7時から夕方17時まで急ピッチで試合が進行。
本日は当初の予定を繰り上げ、メンズはRound3からセミファイナルとなるRound6までが終了。ウィメンズRound3~4までを消化し、メインラウンドとリパチャージ合わせて、ダブルバンクで全74ヒートが行われた。
日本勢は、Naminori Japanで唯一「五十嵐カノア」が一度も敗退することなく、ストレートでファイナル進出。他メンバーは敗者復活戦となるリパチャージから、グランドファイナルを目指す。
なお男子ファイナルは、予定していた9/21(金)の日程を繰り上げて、9/19(水)13:50~行われる予定。
明日のファーストコールは7時。栄光の金メダルを手にするのは誰か、日本代表メンバーの結果は、速報はTHE SURF NEWSでもお届けするので、ライブ配信と併せてぜひチェックしてください。

Photo: THE SURF NEWS
「2018 UR ISAワールドサーフィンゲームス」コンテスト3日目
ラウンド5:大原洋人と村上舜が対決
日本代表の男子勢はラウンド4まで順調に駒を進めたが、ラウンド5では大原洋人と村上舜が対決。序盤に7.00ptをスコアした大原洋人が優勢に思えたが、ヒート後半にかけて村上舜、サンティアゴ・ムニーツ(アルゼンチン)が逆転。ヒート終了間際、アンダープライオリティの中、最後のライディングで逆転を狙うもスコアが伸びず4位敗退。村上舜は2位通過、大原洋人はリパチャージラウンド8行きとなるが、あと3回勝利すればグランドファイナルに進出することができる。

村上舜 Photo: THE SURF NEWS
ラウンド6:村上舜と五十嵐カノアが対決
村上舜は翌ラウンド6で、五十嵐カノア、サンティアゴ・ムニーツ(アルゼンチン)、ケビン・シュルツ(アメリカ)と対戦。1本目に6.17pt、3本目に5.83ptをスコアするも、これまでの爆発力を発揮することなく4位敗退。リパチャージの最終ヒートにクレジットされ、勝ち上がってくる対戦相手を待つ格好。ここで勝利すればグランドファイナルへ進むことができる。
五十嵐カノアがストレートで決勝へ
Round3では、アイルランドのジアロイド・マクダイド相手に2位通過となったが、その他の試合では全て1位通過。
大会序盤のインタビューでは「まだ40%くらいの力」と話していた通り、徐々に徐々に調子を上げつつラウンドアップ。
本日の最終ヒート、メインラウンドのセミファイナルでは、波のサイズも小さくなり難しいコンディションながら、スコアリングウェイブを確実に捉え、今大会のTOPヒートリザルトBest4となる15.83で1位通過。
Naminori Japanメンバーで唯一、一度も敗退することなくファイナルまで駒を進めた。
男子ファイナルは明日9/19(水)実施予定。

サイズが下がりはじめた本日は「USオープン」2連覇を果たしたウィニングボードを使用。 Photo: THE SURF NEWS
女子全員、敗者復活を目指す
昨日のRound2でリパチャージに回った川合美乃里は、本日2戦とも1位通過。
橋本恋は本日のRound3で3位となりリパチャージ4へ。
黒川日菜子はRound4で3位となり、リパチャージ6行きとなった。
「2018 UR ISAワールドサーフィンゲームス」コンテスト3日目ハイライト動画および3日目の結果スコアはTHE SURF NEWSページにて!
この記事はTHE SURF NEWS編集部記載のものを許可を得てQuiksilverが転載しています。