WSG大会8日目は熱帯低気圧からのウネリが木崎浜にヒットし、3〜4ftのビッグコンディションとなった。ただ相変わらず風は悪く強いオンショア。そんな中、波乗りジャパンの五十嵐カノア、大原洋人はグランドファイナルまで4ヒートを勝ち上がらなければならないサバイバルラウンドに挑んだ。
■カノアはまさかのROUND8で敗退■
リパチャージ(敗者復活)ラウンド8のヒート2に登場したカノア。対戦は同じく波乗りジャパンの大原洋人、インドネシアの和井田リオ、昨年のゴールドメダリストのサンティアゴ・ムニーツの3名。ヒートは序盤からハイポイントをスコアした洋人がリード。カノアとリオの2位争いとなった。中盤カノアがリオを逆転するものの、終盤に再逆転される。何本かテイクオフするものの、なかなかスコアメイキングできる波を見つけられないカノアに少し焦りが見える。結局最後までスコアは動くことなくヒート終了。2018WSGの金、銀メダリストが同時に敗退となった。ヒート終了後「3分位落ち込んだ」と語ったカノアだが、気持ちを切り替え勝ち上がっている洋人、舜の応援に回った。

試合後にお互いの健闘を称え合う カノアと洋人 Photo:THE SUEF NEWS
"■村上舜がただ一人勝ち上がり、優勝とアジア出場枠を競う■
ラウンド8を生き残った、洋人と舜だが、次ヒートでは同組に..。現在WSL CT1位のフィリペ・トレド(ブラジル)との3人ヒート。試合前は”二人でラウンドアップしよう”と語っていた波乗りジャパンの2名だが、早々にフィリペに大きくリードされてしまい、同チームながら2位争いを演じることに。ROUND8ではハイポイントをスコアした洋人は、このヒートではまったく波長が合わずここでの敗退、村上舜が波乗りジャパン唯一の勝ち残りとなった。また同時にオリンピックのアジア出場国の枠を和井田リオと争うことになる。昨年の大会でもリパチャージからファイナル進出を果たしている舜だけに、可能性は大。ファイナルデイの活躍に期待しよう。GO, SHUN!, GO NAMINORI JAPAN!!

「みんなの思いを背負って戦いたい」と語った村上舜 Photo:THE SURF NEWS
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