「2019 ISA WORLD SURFING GAMES presented by Vans」(ISA WSG)大会7日目。波はサイズアップしたものの、強いオンショアが吹き、しかも横に流れるカレントでポジションもなかなか取りにくいトリッキーなコンディション。大会前の評判通り強豪選手同士の対戦組み合わせは、まさにWSL CTの様相に。
■洋人、舜は本日のファーストラウンド通過ならず■
OPEN MENはラウンド3からスタート。波乗りジャパンの先陣を切って登場したカノアは終盤まで2位にポジション、しかし終了間際、ラストウェイブのエンドセクションでエアーリバースをしっかりと着地しメイク、逆転でラウンドアップした。続いて登場した大原洋人はケリー・スレーター、そして村上舜はコロヘ・アンディーノと同組。なかなか良い波を掴む事ができず、果敢に攻めながらも3位となり早いラウンドでリパチャージへ回ることになった。

ラウンド4ではカノアと見応えのあるエアー合戦を見せたフィリペ・トレド Photo:KENYU
■ラウンドアップを続けたカノアだが、波に恵まずリパチャージへ■
波乗りジャパンで唯一ラウンド4に進んだカノア。因縁の相手ともいえる、優勝候補のフィリペ・トレド(BRA)と同組。早々に2本のスコアをまとめたカノア終始リードを保ったまま、見事1位でラウンド5に進出を果たす。本日、当初の予定ではラウンド4までであったが、急遽スケジュールが変更。リパチャージをはさみ、ROUND5が行われることになった。ヒート1にクレジットされたカノア、対戦相手はイタロ・フェレイラ(BRA)、フレデリコ・モライス(POR)、カルロス・ムニョス(CRC)のCT組とQSのトップクラスサーファーだ。波はオンショアが一層強くなり、乗ってみなくては良い波かどうかがわからない状況。カノアは何本か波を掴むものの、いかんせんショルダーが続かない。結局、波運に恵まれず、ここで本戦から外れリパチャージに回ることになった。

乗ってみないとスコアできる波かわからない。そんなトリッキーなコンディションに悩まされたカノア Photo:KENYU
■まだまだ可能性はアリ。波乗りジャパンはリパチャージからのファイナル進出を狙う。■
本戦ラウンド3以降、リパチャージに回った洋人、舜の二人はリパチャージ4より出場。それからリパチャージ7までと実に今日だけで5ヒートを戦いファイナルデイへの望みをつなげた。明日の試合はリパチャージ8から。カノア、ヒロトが同組、続いてシュンが出場。3人のサーフィンの調子は良さそう。これからの本当のサバイバルラウンドに向け、波乗りジャパンのさらなる応援をお願いします!

五十嵐カノアのヒートを見守る「波乗りジャパン」メンバー Photo:THE SURF NEWS

カノアのヒート勝利を迎える波乗りジャパン Photo:THE SURF NEWS

観客の目の前でインタビューに答える五十嵐カノア Photo: THE SURF NEWS
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