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QUIK TECH x 好きを極める

2018年9月28日


サーファー・ファッションモデル・スノーボーダーと、クイックシルバーと繋がりが深い4人が “好きを極める” というキーワードをもとにリレー形式で語っていく本特集コンテンツ。それぞれの分野でプロフェッショナルとして活躍し、常にハイパフォーマンスを保つ彼らですが、はたして「好きを極める」ために、普段から意識しているポイントは何なのか?この特集では3つのテーマにそって語ってもらいました。

#4プロスノーボーダー: 石川敦士 Atsushi Ishikawa

Q. スノーボーダーは雪のあるオンシーズンとオフシーズンがありますよね。オンシーズンでベストなパフォーマンスを出すために、普段からどんなトレーニングをされていますか?

 トレーニングはバリバリしています。ジムもそうですし、サッカーやサーフィンもしていますね。今日もジムへ行ってました。基本的に自分の中で、雪が降っていないオフシーズンのうちに体を作って、オンシーズンで壊すっていう繰り返しなんです。シーズン中はどうしても体のバランスが壊れてしまうんです。スノーボードの撮影もそうだし、雪山へ向かう長距離の車の運転や、バスだったり新幹線で股関節が固まったりするので。まずはそういった体の崩れたバランスを、オフシーズンの夏のうちにジムへ通って、トレーナーさんと一緒に1~2ヶ月ぐらいかけてベースのポジションに戻していきます。そこから徐々に自分の体重の負荷でトレーニングを重ねていき、少しづつ重りを加えて筋肉をアップさせるようにして冬のシーズンを迎えます。


Q. 具体的にどんなトレーニングをして、体のどこを鍛えていくんですか?

スクワットがベースですね。人によって様々ですが、スクワットをすると腰やお尻がずれていたりしていて、どこかしらが歪んでいるのがわかるんです。そういった崩れた体のバランスをまずニュートラルにします。人間の力が出しやすい体の一番良いポジションを作ってあげるんですよね。具体的には、ストレッチをしながら筋トレをして、体をニュートラルな状態に戻しながら徐々に付加をかけていくイメージです。


Q. そういったトレーニングをしておくと、冬のオンシーズンは体の動きは違いますか?

やっぱりシーズン頭から体がしっかり動きますよね。最初は体のバランスも良いし股関節も柔らかいので、ジャンプでのランディング(着地)も耐えられるんです。これが徐々に体が壊れてくると、バランスが悪くなってくるんです。冬にベストな体で臨めるようにオフシーズンのうちにバランスを整えていく必要があるので、ジムでのトレーニング以外にも好きなサッカーやサーフィンもやっています。


Q. スノーボードに大事な体作りってどんな部分だと思いますか?

やっぱりバランスじゃないですかね。バランスが崩れてくると足の長さも微妙に変わってしまって、その状態でボードに乗ると、いい位置に乗れなくなってくるんです。だから、体のバランスがスノーボードには大事だと思います。それには筋肉のバランスも重要で、筋肉を付けすぎちゃっても良くない。筋肉がつきすぎてしまうと体重も増え、ジャンプした時に膝に負荷がかかりすぎてしまう。だから筋トレをしつつも体幹を鍛えて、なるべく体をシャープな状態にキープしながら、必要なバランス感覚をつけていくのがベストだと思いますね。トレーニングの中に体幹を入れながらストレッチをしたりとか、色々なことを組み合わせてやってます。


(プロフィール)

プロスノーボーダー: 石川敦士

Atsushi Ishikawa

1977年生まれ。埼玉県出身。数々の怪我を乗り越え、常に進化し続けてきた日本が誇るスノーボーダー。数々のビックコンテストでの活躍や、一世を風靡したムービープロダクションSCLOVERなど、常にフリースタイルシーンを牽引してきた実績を持つ。近年はスノーモービルを使って日本のフィールドを開拓する傍ら、新潟・神立、岩手・夏油でパークプロデュースの指揮を執る。