薄くて軽く暖かい。世界初ハイパフォーマンス1mmウェットスーツの魅力を五十嵐カノアが語る。

2019年10月4日


3年の開発期間を経て遂に全世界でローンチ。 メイドインジャパン ハイライン・プロ・ウェットスーツの誕生!

10月3日~13日にかけて、「WCT第9戦 QUIKSILVER PRO FRANCE」が開催されています。
この大会で五十嵐カノアを始めQUIKSILVERのグローバルライダーたちが着用し話題を集めているのが、高いパフォーマンス性を持つ1mmウェットスーツです。
日本のスタッフが3年間に及ぶ開発期間を経て遂に完成させ、10月より全世界で発売となるメイドインジャパン・プロダクトです。
自身も開発に携わりフィールドテストを繰り返してきた五十嵐カノアに、先日のISAで来日した際にこのウェットスーツのフィーリングについて事前インタビューを実施しました。

 

 

■もっとサーフィンをしていたいと思わせてくれるウェットスーツ ■

 

-今年のWCT第6戦 J-BAY(南アフリカのジェフリーズベイ)のヒートでこの1mmウェットスーツを事前に着ていましたね。
率直な感想を教えてもらえますか。

 

ウェットスーツを着ているのに、まるで何も着ていないかのような感覚。
これが僕の第一印象です。生地の厚さが1mmなので、薄くて軽く着る時点から楽でサッと簡単に着れましたし、サーフボードにワックスを塗っている時から本当に動きやすいなって。
そして、サーフィンをしてみると "疲れない" 。特にパドリングをしている時が楽に感じましたし、テイクオフもライディングも、
まるでボードショーツでサーフィンをしているのと同じくらいの感覚なので、全体的にパフォーマンスが上がりました。
そして、次に驚いたのが "暖かい" ことです。1mmなのに、3mm×4mmのウェットスーツを着ているかのように暖かい印象で、
J-BAYでは実際のヒートだけでなく練習でも使っていたんですけど、寒くならなかったです。

 

 

 

-J-BAYのヒートでは40分くらい海に入っていましたけど、全然寒くなかったんですか?

 

このエリアの海水は冷たくて風も強いコンディションだったんですけど、全く寒くなりませんでした。
それに、海から上がってもアウターの生地が風を守ってくれている印象でとても快適に過ごせました。
正直ここまでウェットスーツが進化したことに驚きましたね。

 

 

■日本は世界の中でも一番物作りの技術がある国だと思う■

-このプロダクトは、2020年の本大会に向け3年前から日本のスタッフがマー(大野修聖)と一緒に開発をスタートさせ、10月に全世界で一斉に販売されることになっています。カノアにとって、
メイドインジャパンプロダクトのイメージや期待感ってどんなところにありますか?

 

僕もこのプロジェクトが始まった頃から携わり、日本の開発スタッフと直接連絡を取り合いながら、サンプルのフィールドテストやフィードバックを繰り返してきました。
この3年という開発期間があったからこそ良いプロダクトが完成したんだと思います。
日本は世界の中でも一番物作りの技術がある国だと思うんです。生地へのこだわりが強く、良い素材を使い妥協のない徹底した物作りをしていますから、
このウェットスーツも細かな部分まで日本の職人によって作られている素晴らしいプロダクトだと思います。
世界中のサーファーがこのウェットスーツに必ず注目するはずですから、日本の物作りの素晴らしさを世界に伝えられるいい機会だと思います。

 

 

 

■自分のパフォーマンスにも良い影響を与えてくれる■

-カノアにとってウェットスーツやサーフボードというギアに求めるクオリティや期待とはどんなところにありますか?

 

アパレルと違い、サーフィンで使うギアには気持ち良さやイメージよりも機能性を大切にしています。
普段から少しでも自分のパフォーマンスをアップさせることを第一に考えていますから、ここまで薄くて軽いウェットスーツがあれば、
サーフィンをする前から気分も上がり良いモチベーションにも繋がりますし、それが自分のパフォーマンスにも良い影響を与えてくれると思うんです。
信頼できるギアがあることで、それが自信にもなって良い結果に繋がるはずですから。

 

-今回のウェットスーツはデザインをシンプルにミニマイズしているんですが、そのあたりはどう感じていますか?

 

全体的に派手な色を使ってプロダクトのインパクトを出すよりも、ウェットスーツの性能を優先したプレミアム感のあるイメージがいいと思いますね。
シンプルでクラシックな見た目なんですけど、袖の部分やコードにさりげなくワンポイントのオレンジカラーが入っていて、QUIKSILVERらしさがミックスされているのが良いと思います。

 

 

 

 

-今度のプロフランスで、このプロダクトが全世界でローンチされます。
QUIKSILVERチームみんなでこのウェットスーツを着てパフォーマンスできるのは楽しみですか?

 

チームのみんなも早く着たいはずなので、実際に着てもらって、「日本のウェットスーツは世界で一番だ」って思ってもらいたいですよね。
きっとみんなもそう言ってくれると思うので、早くその日を迎えて彼らのリアクションを聞くのが楽しみです。

 

 

 

■1mmウェットスーツはサーファーにとって本当に使えるアイテム■

 

-ちょうど10月のホセゴーはこのウェットスーツがベストな時期ですね。

そうですね。いつもフランスではウェットスーツの3mm×2mmを使っているので、海水温的にもこの1mmがピッタリ合うと思います。
フランス以外にポルトガルもベストだと思いますし、僕のホームポイントのカリフォルニアでは1年中使えると思うんです。
この1mmウェットスーツはサーファーにとって本当に使えるアイテムになりそうですよね。

 

-昨年のサーフランチではボードショーツではなくウェットスーツを着ていましたね。
聞いた話では、カノアはボードショーツよりもウェットスーツを好んでいるとか。その理由はなぜですか?

僕はコンプレッションが大切だと思うからです。適度に体を包み込んで筋肉をサポートすることで疲労の軽減もそうですし、自信がでるというか、ちょっとしたメンタルにも関係する気がしていて。それが良いパフォーマンスに繋がると思っているんです。
同じ考えのサーファーもいると思いますし、野球選手や他のアスリートもそういう人は多いですよね。
ボードショーツよりもウェットスーツの方が調子が良いことがあると思いますから、僕にとって今後欠かせないアイテムになると思います。

 

 

(プロフィール)

波乗りジャパン: 五十嵐カノア Kanoa Igarashi

1997年生まれ。両親は日本人ながらカリフォルニアで生まれ、11歳でアメリカ最大のアマチュア団体(NSSA)で最多優勝記録30勝で全米タイトルを獲得。
2016年には史上最年少、アジア人で初めてWSL CTツアーに参戦し、2019年の第2戦「Corona Bali Protected」にて初優勝を果たした。
「2020 東京オリンピック本大会」に向け今日本で一番注目されるサーファー。

 


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