クイックシルバーのケリー・スレーターが11度目のASP世界タイトル獲得

リップカール・プロサーチ・サンフランシスコで勝利を飾る


San Francisco, California(2011年11月5日)—クイックシルバーのケリー・スレーターは、11度目のASP世界タイトルをサンフランシスコのオーシャンビーチにて、今度こそ確定させた。誤判により11月2日水曜日表彰されてしまったケリーだが、彼自身が自らのポイントの計算ミスに気づき、自分の世界タイトル獲得が確定でないことを直ちにASP(Association of Surfing Professionals)に報告。 それにより世界タイトル獲得にはリップカール・プロサーチ・サンフランシスコのファイナルラウンドでもう一戦勝利する必要があることとなった。ラウンド4のガブリエル・メディナとミゲル・プポとの対戦で、今度こそ正真正銘の11度目のASPタイトル獲得が確定した。ケリーは自身が計算ミスを報告したことをこう語っている:



「どうするかは明白だったよ。決まり文句があるでしょ。親がよく言う、正直が一番ってやつ。計算ミスだと気づいて一分、いや一秒もそのままではいられなかったんだ。言ってすっきりしたよ。自分だけ知っていて誰も知らないのはストレスなだけだよ。」 「今日はそれなりにいいヒートだったと思うよ。最高ではなかったかもしれないけど今日の波はちょっと乗るのも選ぶのも難しかったよ。パイプラインに行って、リラックスして楽しめれば最高だね」

最年少と最年長の両方でASP世界チャンピオンとなった39歳のケリーは、20年の間、サーフィン界のトップを今も走り続ける。今期は7月に行われた南アフリカのイベントには欠場し、新世代の台頭と活躍のなか、ケリーは2011年、3度の優勝(Gold Coast, Tahiti, Trestles)、2度の準優勝(New York, Portugal)を収め、見事な成績を残した。

ケリーは過去に1992, 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 2005, 2006, 2008そして2010年にそれぞれASP世界タイトルを獲得している。 また、48度のエリートツアー優勝、2度のESPN Xゲーム金メダルも獲得している。




フルネーム:ロバート・ケリー・スレーター(Robert Kelly Slater)
生年月日:1972年2月11日(39歳)
出身地:アメリカ フロリダ州 ココ・ビーチ
居住地:フロリダ、カリフォルニア、ハワイ
身長:5'9"(約179cm)
体重:160lb(約72.5kg)
スタンス:レギュラー

ケリー・スレーターは、前人未到の11度のASPワールドチャンピオンシップ獲得、48度のエリートツアー優勝、2度のESPN X ゲーム金メダル獲得、14度のサーファー・ポール・アワード受賞、権威あるローレウス世界アクションスポーツマン・オブ・ザ・イヤー受賞、サーフィン・ホール・オブ・フェイム(世界的に有名なサーファーの足型や手形などを集めたサーフィンの博物館)殿堂入りと、サーフィン界のトップを20年間走り続けてきた。ライダーとして残した数々の輝かしい戦歴とサーフィン業界への多大なる貢献を評価し、2010年5月米国議会下院は満場一致でケリーを表彰。ケリーは世界チャンピオン獲得を最年少と最年長の両方で成し遂げ、キャリアの勝率が8割に近づいていることから、39歳の今、多くの専門家から最も強い競争心を持つアスリートの一人とされている。また、ケリーの進化と挑戦は、人々のサーフスタイルやスポーツに対する考え方にも変化をもたらしている。

ケリーのプロ意識、社会貢献度、そのキャラクターとスタイルは、サーファーがあるべき姿を問い直す。自らの影響力とステイタスを使って一般社会に環境問題を伝え、世界中の海と海洋生息動物の保護に取り組んでいる。ケリー・スレーター・ファウンデーション(www.kellyslaterfoundation.org) ではチャリティーイベントを開催し、企業と個人慈善活動家から寄付を集めながら、社会・環境問題に取り組む慈善団体への意識の喚起と資金援助を行っている。

ソニーピクチャーズのアニメーション映画『Surf's Up』出演、MTVのサーフィン特別企画『Kelly Slater Celebrity Surf Invitational』プロデュース、クイックシルバーフィルム『Letting Go and A Fly In the Champagne』出演、E!チャンネル『Girls Next Door』出演、Sirius局ラジオ番組『K-OS』ホスト担当、海洋の生態系と波形成科学について若い世代に情報を与えるための3D映画『The Ultimate Wave Tahiti 3D』プロデュース/主演、ソニーから自身のバンド The Surfers とアルバム『Songs From the Pipe (1998)』リリースなど、ケリーはテレビ、映画、音楽の分野でも20年にわたる功績を持つ。ジャック・ジョンソン、ベン・ハーパー、パールジャムのエディー・ヴェダーらミュージシャンとも親交が深く、彼らとともにステージに立つことも知られている。

また、Activisionによる大ヒットビデオゲーム『Kelly Slater's Pro Surfer』、6カ国語に訳されたベストセラー自叙伝『Pipe Dreams』、回顧録『For The Love』、Sports Illustrated社出版の『The Pop Up Book of Sports』(2009年)の他、ペンタックス、ロレアル、ベルサーチ、HINANO、TIMテレコム、メルセデス・ベンツ、キールズ、そしてアップル社など様々な出版物やグローバル広告キャンペーンにも出演している。

アウトサイド、ハック(UK)、メンズジャーナル、メンズヘルス、ニューヨークタイムズ、トランスワールド・サーフ、スポーツ・イラストレーテッド/SI スイムスーツ・モデル(最も格好良いアスリート投票)、ピープル・マガジン(最も美しい50人投票)、サーファー(史上最高のサーファー投票)、最新のESPNマガジン2010年の"ボディ・イシュー"で世界のトップアスリートの一人として登場するなど、数多くの国際的ファッション、ライフスタイル、サーフィン雑誌で取り上げられている。

1990年より、世界のリーディング・ボード・スポーツ・メーカーのクイックシルバー(www.quiksilver.com)がケリーのスポンサーとなる。ブランドの高性能ウエットスーツとボードショーツのシグネチャーシリーズに、デザインと機能テストに取り組んでいる。また、アクションスポーツ業界の先導、チャンネル・アイランド・サーフボード(www.cisurfboards.com)とシグネチャーシリーズのサーフボードを製作、チャンネル・アイランドの創業者アル・メリックとも個人使用の多くのボードをデザインしている。サーフ・ハードウェア/FCS、サーフアクセサリーを扱う自身のブランド、Komunity Project もケリーのスポンサーである。

ケリーは大会出場で世界を旅していないときはカリフォルニア、ハワイまたはフロリダで過ごしている。また、ゴルフ好きで世界中でセレブが参加するプロアマトーナメントではハンデ3でコースを回る。

2011年の成績と結果

現在の世界ランキング:1位
ポイント:69,000(2011年10月31日現在)

ASP世界タイトル

1992, 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 2005, 2006, 2008, 2010

2011年イベント結果

Quiksilver Pro, Gold Coast (Snapper Rocks, Australia): 1位
Rip Curl Pro, Bells Beach, (Victoria, Australia): 5位
Billabong Rio Pro (Rio de Janeiro, Brazil): 13位
Nike Pro US Open (Huntington Pier): 1位
Billabong Pro Teahupoo (Teahupoo, Tahiti): 1位
Quiksilver Pro New York (Long Beach, New York, USA): 2位
Hurley Pro Lower Trestles (California, USA): 1位
Quiksilver Pro France (Hossegor, France): 5位
Rip Curl Pro Portugal (Peniche, Portugal): 2位

戦歴

2011年
Nike Pro US Open (Huntington Pier)
Billabong Pro Teahupoo (Teahupoo, Tahiti)
Hurley Pro Lower Trestles (California, USA)


2010年
Rip Curl Pro (Bells Beach, Australia)
Hurley Pro (Lower Trestles, California, USA)
Rip Curl Pro (Portugal)


2009年
Hang Loose Pro (Santa Catarina, Brasil)


2008年
Quiksilver Pro ("Snapper Rocks" - Gold Coast, Australia)
Rip Curl Pro (Bells Beach, Australia)
Glove Pro Fiji (Cloudbreak, Restaurants - Tavarua, Fiji)
Billabong Pro J-Bay (Jeffrey's Bay, South Africa)
Boost Mobile Pro (Lower Trestles, San Clemente, California)
Billabong Pipeline Masters (Pipeline, North Shore Oahu, Hawaii)


2007年
Boost Mobile Pro (Lower Trestles, San Clemente, California)


2006年
uiksilver Pro (Gold Coast, Australia)
Rip Curl Pro (Bells Beach, Australia)


2005年
Billabong Pro (Teahupoo, Tahiti)
The Globe WCT (Fiji)
Billabong Pro (South Africa)
Boost Mobile Pro (Lower Trestles, San Clemente, California)


2004年
Snickers Australian Open (QS)
Energy Australia Open (QS)


2003年
Billabong Pro (Teahupoo, Tahiti)
Billabong Pro (South Africa)
Billabong Pro (Mundaka, Spain) Gotcha Tahiti Pro presented by Globe (Tahiti)
Nova Schin Festival (Brazil)


2002年
The Quiksilver in Memory of Eddie Aikau (Specialty-Hawaii)


2000年
Gotcha Tahiti Pro presented by Globe (Tahiti)


1999年
Mountain Dew Pipe Masters (Hawaii)


1997年
Billabong Pro (Australia)
Tokushima Pro (Japan)
Marui Pro (Japan)
Kaiser Summer Surf WCT (Brazil)
Grand Slam (Specialty-Australia)
Typhoon Lagoon Surf Challenge (Specialty-USA)


1996年
Coke Surf Classic (Australia)
Rip Curl Pro Saint Leu (Reunion Island)
CSI pres. Billabong Pro (South Africa)
U.S. Open (California)
Rip Curl Pro Hossegor (France)
Quiksilver Surfmasters (France)
Chiemsea Pipe Masters (Hawaii)
Sud Ouest Trophee (Specialty-France)
Da Hui Backdoor Shootout (Specialty-Hawaii)


1995年
Quiksilver Pro (Indonesia)
Chiemsee Pipe Masters (Hawaii)
Triple Crown of Surfing (Specialty-Hawaii)


1994年
Rip Curl Pro (Australia)
Gotcha Lacanau Pro (France)
Chiemsee Pipe Masters (Hawaii)
The Bud Surf Tour (WQS-USA)
The Bud Surf Tour (WQS-USA)
Sud Ouest Trophee (Specialty-France)


1993年
Marui Pro (Japan)


1992年
Rip Curl Pro Landes (France)
Marui Masters (Hawaii)


1990年
Body Glove Surfbout Trestles (California)





KS11 CHAMP TEEQST125190 | ¥3,990

この商品を購入する

KS11 CHAMP TEE

KS11 CHAMP SEAL TEEQST125191 | ¥3,990

この商品を購入する

KS11 CHAMP SEAL TEE

KS11 CHAMPION SEAL CAPQCP125192 | ¥3,990

この商品を購入する

KS11 HATS

KS11 CHAMP CAPQCP125193 | ¥3,990

この商品を購入する

KS11 HATS

11X CHAMP CAPQCP125194 | ¥4,830

この商品を購入する

KS11 KELLY’S HAT




【WT注目選手・みどころFile No.3】フリーペーパー+WEBマガジン「F+」編集長 つのだゆき氏

02.21.2012

サーフシーンを新鮮な切り口と読者をいつの間にか引き込む文章で楽しませてくれるフリーペーパー+WEBマガジン「F+」。今回のクイックシルバー・プロ・ゴールドコーストのゲストMCとしても登場予定の編集長のつのだゆき氏からワールドツアーの注目選手とみどころについて語っていただいた。

2012年ワールドツアーの注目選手
ケリー・スレーター(USA)
ジョエル・パーキンソン(AUS)
ジョン・ジョン・フローレンス(HWA)
コロヘ・アンディーノ(USA)
ガブリエル・メディナ(BRA)
WT新人達

ケリー40歳は12回目にワールドチャンプ獲得を目がけて、どこまで今のサーフィンに合わせてくるか、あるいはジャッジの傾向が変わるのか。フルレールにポイントが出ればケリー、出なければ若者チャンスという図式は簡単に見える。万年2位ではないけど、昔のシェイン・ホランと同じだけ4回2位に甘んじてるパーコがようやく怪我のないフルパワーのシーズンを送ることが出来れば、初タイトルも夢ではない。しかし、ケリーと同じ理由で、ジャッジ次第。新人たちの活躍もジャッジ次第。2011年シーズン後半のジャッジなら、いきなり全員トップ10入りだって十分に考えられるが、それでもいきなりタイトル獲得ってのは考えにくい。
※フルレール・・・板のレールを全て使っているターンのこと
※シェイン・ホラン・・・ビックウェーバーでなかなか優勝を獲得できなかったレジェンドサーファー

みどころ
誰がどのぐらい、どんな感じで仕上がってるかを全体的に観たい。ただ、オフがそう長くはないので、変わるならメンタル的な部分だろう。あとはやはり、ワイルドカードのデーン・レイノルズ。彼のサーフィンとスナッパーの波は完璧に合うし、ランキングやポイント争いから解放されての参戦というのは、メンタル的にもだいぶ違うだろうから、興味深い。ケリーと対戦する可能性も大きい。一番早ければ、ラウンド3の第6ヒートで実現する。ケリーにとってはいやな相手で、初戦13位ともなれば、今年引退してしまうのか? みたいなこともあり得ると思う。

つのだゆき
フリーペーパー+WEBマガジン「F+」編集長
現場主義として長年ワールドツアーの取材を敢行。現在でも6戦 /年間の取材を現地に赴きおこなっている。独特の切り口に定評があり、ケリー・スレーターに代表される”ニュースクール”世代との親交も深い

■WT関連ニュース
【2012クイックシルバー・プロ・イベントガイド Vol.1】THE WAVE & THE GAME
【WT注目選手・みどころFile No.2】月刊サーフィンライフ編集長 内田準治 氏
【WT注目選手・みどころFile No.1】ASP INTERNATIONAL JAPANアジア地域代表 近江俊哉 氏
クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト開幕 来週に迫る
【必読】開幕目前のWTの仕組みを解説
トッププロサーファー ゴールドコーストへ続々集結
大野マー世界の頂点に向け始動 トライアルに出場決定